赤倉山(赤湯) 苗場山頂上湿原
新潟県湯沢町 赤倉山(1,938m)、苗場山(2,145m)
【登山日】 2016年7月21日
【登山コース】
小日橋[9:02]→棒沢橋[9:41]→鷹ノ巣峠[10:16]→[10:54]赤湯・山口館[11:30]→昌次新道分岐[11:44]→赤倉乗越[13:15]→赤倉山[15:21]
今回の目的は、赤湯方面から佐武流山に登ろうというものだった。とりあえず2泊分の食料とテントを持って重い荷物を背負って出かけた。まずは苗場スキー場から赤湯の入口に入るところで迷ってしまった。苗場スキー場ではフジロックが明日から開催されるので、警備が付いたり入場制限がされたりしていたのでどこから入っていいものやらわからずうろちょろしてしまいだいぶロスしてしまった。結果、関係者以外入場禁止となっている入口で赤湯温泉への通行許可書を貰い入るとのことだった。林道を進むと以前に赤倉山に登ったときとは異なり、小日橋の手前で通行止めがされていた。ここの駐車スペースに停めて歩くようだった。歩き始めてみると以前の駐車位置はすぐにあった。棒沢橋からはいよいよ登りとなる。今回は荷物も重いのでゆっくりと登った。気温も高くすでに全身汗だくである。2時間ほどで赤湯温泉に到着し、ここで昼食休憩をとった。赤湯から赤倉山までは急登であり、重い荷物を背負ったせいでかなりバテ気味でどうにか登った。以前に登ったときに比べると登山道はよく刈り払われていて歩きやすかった。赤倉山で一休みして少しでも佐武流山に近いところまで進んでから幕営しようと進むと踏み跡はしっかり有り進めないことはないのだが、かなりの藪こぎとなりそうだった。すでにここまでで疲労困憊して、進む意欲も失せていたのでとりあえず赤倉山山頂の刈り払われた場所に幕営することにした。
小日橋 棒沢橋 鷹ノ巣峠
赤湯温泉山口館 昌次新道分岐 赤倉山山頂

【登山コース】2016年7月22日
赤倉山[5:00]→龍ノ峰[6:38]→[7:17]苗場山山頂[7:41]→見晴尾根(八合目)[8:52]→フクベの平(七合目)[9:16]→水場(六合半)[9:32]→[10:22]赤湯温泉[10:51]→小日橋[12:52]
昨晩は、赤倉山までフジロックの前夜祭の花火の音も聞こえた。ここに荷物をデポしてサブザックで佐武流山を往復することも考えたが、もう少しマシな登山道を想像していたので意欲も失せ、短縮して苗場山経由で昌次新道を帰ることにした。赤倉山から龍ノ峰までは特に藪もなく、ちょっとすべり易いがまあまあの道で歩けた。龍ノ峰から先は苗場山の山頂湿原で景色や植物を眺めながら快適に進んだ。早朝ということもあり誰とも会うことなく山頂まで歩けた。天気も良く快適な湿原散策だった。昌次新道は下りはじめは急で沢のようなところを降りていく。背丈は高くないが足下を隠す下草が生えているので、うまく足場がとれず、すべってしまったりする。途中途中に標識があり、何合目との表示があるが、これはどうやら17号線の元橋からのカウントのようで、赤湯までのものではなさそうだった。昌次新道は下りでも赤湯まで3時間以上かかり、なかなか大変なコースのようだ。そのせいか百名山の登山道ながら2名の人としかすれ違わなかった。赤湯で休んでからまた、もう一山越えていく感じで駐車地まで戻った。帰りはフジロックの喧噪の中を抜けて抜けて帰った。
早朝の空 日が当たり始めた 龍ノ峰方面
佐武流山方面 池塘 天狗の庭付近で振り返る
龍ノ峰三角点? 池塘 苗場山神社
ワタスゲ ヒュッテ手前の広場 山頂ヒュッテ
見晴尾根 フクベの平 水場
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