唐沢山 唐沢山
桐生市 標高 380m
【登山日】 2023年4月4日
【登山コース】
黒川ダム[8:07]→山神宮[8:22]→507m標高点[10:28]→仙人ヶ岳分岐[10:44]→唐沢山[11:27]→駐車地[12:18]
今回は、仙人ヶ岳周辺のアカヤシオも良い頃合いなのではないかと思い、いままで歩いたことのなかった黒川ダムから周回して未踏の唐沢山と一色雷電山をピークハントしようと出かけた。結果からいうと未踏の2座はピークハントできたが、仙人ヶ岳には周回することができず、花見はお預けとなってしまった。まずは黒川ダムを目指して進むと川沿いは工事中のようだった。それでも黒川ダム沿いの広くなった場所に車を停めることも出え来たので、そこから川沿いに歩き始めた。工事は今までの道の北側に大きな道を付けるものと黒川ダムの上流に大きな堰堤のような構造物を作るもののようだった。家に戻ってからネットで調べるとこの沢で林野火災があり、そのため斜面の保水効果が薄れて、土砂の流出が懸念されるので、新たに砂防堰堤を作るということらしかった。道沿いに進むと目印である山神宮に到着した。この付近から登り始めるようだが、山神宮の裏は大きな岩が屏風のように立っていて取付けそうもない。その脇もかなりの傾斜の痩せ尾根で登れる感じがしなかった。(実はこの尾根が取付きだった)そこで少し戻り、沢状の場所を登り、もう少し上で右側に取付こうと考えた。しかし、ここは進んでみるとかなりの藪で、その上茨が結構生えていた。ここで悪戦苦闘して上部まで進んだのだが、進退窮まってしまった。そこで左側の伐採地の斜面を登り上げて、上部から唐沢山に降りてくることに変更した。それでも茨があり、獣害対策ネットが張り巡らされているので、だいぶ苦労してネットの入口にたどり着き植林地に入った。ここの獣害対策ネットの出入口は、今まで出会ったものと違い、ファスナーになっていた。最上部でネットから出て、507m標高点を経て仙人ヶ岳方面分岐までたどり着いた。ここで休憩をとった。ここからは唐沢山への稜線を下るのだが、踏み跡はほとんどなく、道ははっきりしない。その上痩せ尾根なので脇に逸れると断崖である。慎重にコースを選びながら下るので、精神的にとても疲れるのである。どうにか石祠、石灯籠?のある唐沢山と思われるところに到達した。痩せ尾根の岩場なので周辺の見晴らしがとてもいい場所だった。そこから再び登り返す意欲もなくなってしまったので、再び慎重に道を選びながら下った。今回、唐沢山を舐めていたが、こんな険しい山がこんなところにあるとは実に意外だった。
砂防ダム? 山神宮 沢状地形の堰堤
伐採地斜面 伐採地上部 507m標高点方向の眺め
獣害対策ネット 仙人ヶ岳分岐 唐沢山石祠
山頂付近の石灯篭? 唐沢山 取付き地点
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