高戸山・愛宕山 |
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桐生市 高戸山(625m)、愛宕山(375m) |
【登山日】 2023年3月21日 |
【登山コース】
穴切橋[8:07]→穴切峠[9:19]→高戸山[10:16]→穴切橋[11:00]⇒鷹林寺[11:16]→愛宕山[12:07]→鷹林寺[12:32] |
今回は、久しぶりに足利の山を離れて、隣の桐生の山に登る。桐生ダムを見下ろす高戸山である。穴切橋を渡り、広くなった路肩に車を停めて、スタートした。穴切渓谷沿いに林道を詰めて穴切峠経由で高戸山まで行く予定である。穴切渓谷は、深くはないが滝がたくさんありなかなか美しい。左側に伐採地を見た辺りから道は不鮮明になり始め、沢の分岐が何カ所かあるのでよりわかりづらくなる。作業道を歩いたりしながらどうにかGPSだよりで穴切峠に到着する。穴切峠には鉄製の赤い鳥居と石祠が置かれていた。ここからは稜線に沿ってアップダウンを繰り返しながら高戸山に進む。高戸山の一つ手前のピークにに達するとそこには思いもかけないアカヤシオの花がきれいに咲いていた。本数は4,5本なのだがちょうど花が大きく開いたところで見事である。いつも思うことだが、アカヤシオは花咲か爺の枯れ木に花を咲かせましょうという状態である。花だけで葉がないことが原因なのかも知れない。更に高戸山に達するとここにも数本のアカヤシオが咲いていた。全く期待はしていなかったので、アカヤシオとの遭遇は気持ちを浮き立たせた。また、高戸山の山頂には、山頂標識はなく、木に巻かれたテープにマジックで書かれただけだった。帰りは稜線に沿って穴切橋方面に向かった。453mの桐生市基準点までははっきりした道だったのだが、その先は不鮮明でほぼ道型はなかった。適当に進んでいくとかなりの急斜面となり、転がり落ちそうな恐怖の下りとなる。ジグザグにトラバースしながらどうにか下り、最後は熊や猪の罠である鉄檻のある作業道に出て、穴切渓谷に合流した。その後、駐車地から鷹林寺に移動して、愛宕山に登った。まずは寺の上にある堰堤方面に進みガードレールのある道を進むが、道には植物が繁茂していて歩きづらい。やがて涸れた沢に突入して進む。途中の登りやすい場所を選んで右の愛宕山に登る。稜線に出るとすぐに愛宕山山頂となる。山頂には石祠があり、信仰の感じられる場所である。先に進む道は今まで比べるととても快適そうな道が続いていた。しかし、ここで花粉症が爆発して、くしゃみ、鼻水、涙が止まらない。この先まで登るつもりだったが諦めて撤退した。
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高戸山一つ手前のピーク |
アカヤシオ1 |
アカヤシオ2 |
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下山道の特徴的な大木 |
桐生市基準点No118 |
渓谷への下山地点 |
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