蒲生岳 蒲生岳
福島県只見町 標高 828m
【登山日】 2022年10月9日
【登山コース】
蒲生岳駐車場[8:09]→登山口[8:37]→夫婦松[8:53]→鼻毛通し分岐[9:12]→蒲生岳[9:41]→ブナ林折返[10:19]→駐車地[11:05]
只見町の蒲生岳に登って来た。この山は、今年の春先に登山を計画したが、調べてみると今年は毛虫の当たり年のようだったので先送りしていたものである。天気はギリギリセーフ程度だったが、我慢しきれずに出かけきた。渋川ICから小出ICまで1時間、小出から蒲生岳登山口まで1.5時間ほど掛かった。ここに来るまで、紅葉の季節のせいか、六十里越の浅草岳登山口、それから先週に只見線が復活したので来た鉄道マニア、それから田子倉湖に観光できたバイクや自動車と早朝とは思えないほどの人がいた。蒲生岳の登山者用の駐車場はしっかりしたものが、会津蒲生駅の南側にある。最初は車道を歩いて、会津蒲生駅の横を通り、久保登山口からスタートした。最初から道は急で、周りの木々は低くなり、岩場となる。岩は雪に磨かれたようで、豪雪地帯特有の感じである。後ろを振り返ると遮るものが少ないのでなかなかの眺望である。前方には急峻な岩場が見えており、まさに会津のマッターホルンという感じである。登山道のこれと思われるところには、鎖やロープが設置されているので、それほどの大変さは感じないが、少し舐めていたと反省した。1時間ほど鼻毛通しと南壁の分岐に出る。折角なので、厳しい登りの南壁に取り付く。かなり急なので休み休み登った。鎖が多かったせいか、足よりも腕が疲れた感じである。30分ほどで山頂に到着すると1組先客がいた。ここで景色を愉しみ、帰りは反対側の北壁を下った。こちら側は明らかに南壁より大変で、鎖やロープを使い、少しでも脇に滑ったら真っ逆さまに落ちそうな痩せた尾根を下った。そんな下りも傾斜が緩み、ブナ林に出ると少し安心できる道となる。それでもその後、北側の巻き道を進むとアップダウンが続き思ったよりも時間が掛かった。紅葉は今年は遅そうでまだのようだったが、天気は回復して素晴らしい景色を愉しむことはできた。往復5時間をかけて、登山は3時間という贅沢な時間の使い方だった。
只見線 久保登山口 岩場の登山道(ロープ設置)
紅葉が始まりかけている 夫婦松 見上げた岩場
鼻毛通し分岐 いきなり鎖場 展望の岩場
豪族松 滑滝のような岩場 鷲が倉山
山頂案内板 山頂 只見川と鷲が倉山
北壁コースの急峻な鎖場 北壁コースの急峻な鎖場2 ブナ林
TOP 記録 2022
inserted by FC2 system