生瀬富士 生瀬富士
茨城県大子町 生瀬富士(406m)、立神山(419m)
【登山日】 2022年5月24日
【登山コース】
袋田の滝第1駐車場[7:20]→思い出浪漫館前[7:35]⇒バス(大子駅乗換)⇒宮川分館前[8:15]→月待の滝[8:35]→三角点釜田[9:19]→C04/05[9:51]→C08[11:37]→三角点赤坂[12:25]→[13:13]生瀬富士[13:38]→立神山[13:57]→滝上展望台[14:42]→生瀬滝上[14:52]→駐車地[15:46]
youtubeの動画で「茨城ジャンダルム」というのを見て、ここに行こうと計画した。この付近を歩く「茨城県北トレイル」の一部も最近開通したようなので絡めて出かけよう。それに自宅からは繋がりが悪く時間がかかるので、県民割を利用して、袋田の滝周辺に泊まろうと計画はどんどん膨れて、今回の生瀬富士の登山となった。「茨城県北トレイル」を歩くには、公共交通機関の繋がりがとても悪い。電車で袋田駅-下野宮駅を水郡線で繋ぐにしても直通電車は1日に何本もなく、大子駅で一旦途切れてしまう。朝一でも下野宮9:11到着である。そこでバスを調べるとこちらも大子駅で一旦乗換となるが繋がりがよくて、その上駐車地から近く、登山口からも近い場所にバス停があった。こちらは、思い出浪漫館前7:33-大子駅7:44+大子駅7:57-宮川分館前8:07となって電車より1時間早くスタートができる。早朝家を出て高速道路に乗り、袋田の滝第1駐車場には7時過ぎには着いた。身支度を整えバス停まで歩いた。バスは朝の混雑で少し時間は遅れたが、うまく乗り継ぎ、月待の滝の近辺の宮川分館前バス停に着いた。バス停からは久慈川を渡り月待の滝に行く。この月待の滝は、滝裏にも行けるようなので、回ってみたがこの日は水量が多くて、飛沫でカメラのレンズが濡れてしまうほどだった。ここから少し車道を移動すると「C01月待の滝」の登山口となる。登山にあたりこのトレイルコースのマップなどもダウンロードして紙に出力して持って行ったのだが、コースタイムなどは登り下りに関係なく設定されていたりしてほとんど目安程度のものだった。しかし、GPSデータなども用意されていて、その点は充実しているとも感じた。まずは右に久慈川を見下ろしながら、右が崖となった稜線を登っていく。ほとんどが木に覆われて直接日差しが射すこともなく気温が高いのでちょうどいい。コース上には、トレイルなのでC01月待の滝から順番に番号の降られたポストがおかれている。三角点釜田まではほぼ直登だがその先はかなり細かくアップダウンが続き、思ったよりも時間がかかる。C04/05で舗装された農免道路を横切る。C06手前のピークでは、道を間違えて左の尾根に入ってしまい、下り始めて初めて気が付き戻った。往復で30分近いロスとなってしまった。月待の滝から生瀬富士までの登山道は、数か所右が開けた場所があり景色が望めるがほとんどは樹木に囲まれた林の中であまり面白いとは言えないコースだ。月待の滝から5時間弱で生瀬富士山頂に到着した。ここはほぼ遮るものがなくて絶景の山頂である。いよいよ今回の目的であるジャンダルムに行く。痩せ尾根は動画で見た程の厳しさはなく、ほぼ問題なく歩ける。今までの樹林帯とは異なり、とても楽しい。これならば「茨城県北トレイル」ではなく、袋田からの周回で十分だった気がした。生瀬富士から立神山は、急な下りと登りである。その先を進むと滝上展望台から袋田の滝がすべて見える。なかなかの絶景である。さらに下り生瀬滝上の渡渉点に出てほぼコース終了である。渡渉点はかなり水量が多く、事前に渡渉点と知らなければ絶対に渡らない感じである。(帰ってからyoutubeの動画を見たがこれほどの水量のあるものは見当たらなかった。)ここで大きな間違いと勘違いをしてしまった。月居山へ行くのは中止したので駐車場へ直行するつもりだったが、まず車道に出たのが間違いで、その上新月居トンネル方面に行ってしまい気が付いたときにはトンネルをくぐってしまっていた。このため1時間近く車道歩きをして変える羽目になってしまった。よく朝、旅館から散歩で袋田の滝に行ってみると生瀬滝上から研究路があり、20分ぐらいで帰れたようだった。計画は練ったものの細部の詰めが甘かったようであった。この夜に泊まった旅館は、1万円以上の宿泊費だったが県民割で5千円割引+2千円クーポンというとてもお得なものだった。料理も素晴らしく、久慈しゃもも常陸牛もとっても美味しかった。
月待の滝 C01登山口 麓の風景
三角点釜田 分岐 農免道路
C08 周辺の山並み 三角点赤坂
C10 送電鉄塔 生瀬富士頂上
ジャンダルム ジャンダルムの風見鶏 ジャンダルム先端C13
立神山 袋田の滝 生瀬滝上渡渉点
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