根本山・三境山 三境山三角点
栃木県佐野市、群馬県みどり市、桐生市 根本山(1,199m)、三境山(1,143m)
【登山日】 2022年3月25日
【登山コース】
三境林道入口駐車場[7:55]→中尾根十字路[9:32]→[9:38]根本山[9:52]→1041m地点[10:30]→1091m地点[11:20]→1069m地点[12:20]→三境山[12:54]→1003m地点[13:19]→三境林道合流[13:36]→駐車地[14:16]
ネット上でミツマタの群生の写真を昨年見つけた。この山域には、根本山、熊鷹山などの比較的メジャーな山から三境山、白浜山などのマイナーな山まで登っていたのにミツマタの件は全く知らなかった。そこで、今回はそろそろミツマタも咲いているのではないかと出かけた。ミツマタは屋敷山という林道からすぐのところにあるらしく、登山にはならなそうなので、根本山から三境山を周回する未踏のルートに絡めて見物することにした。自宅からは、草木ダム経由で三境林道を行った。昨日降った雪のせいで三境トンネル前後は凍った場所もあり、少し緊張した。ミツマタ群生地は、三境林道沿いにあり、いきなりミツマタの群生に出会った。上から見たところは全体的に白っぽく真黄色に満開となるのはまだのようだった。さらに進み石鴨林道との合流点付近の根本山登山口の駐車場に駐めた。もうすでに4,5台が駐められていた。根本山へは昨年秋は谷コースを下ったが、今回はその先も長いの中尾根コースを登ることにした。最初は車の入れる林道が続くが、石鴨林道分岐から本格的な登山道となる。根本山までは、標高差600m、約2時間の登りである。根本山は山頂標識のあるところから少し北に進んだところにベンチ付きの展望台があり、赤城山、袈裟丸連峰、男体山ときれいに見える。三境山へは、山頂から北西に進み、古い道標のあるところから急下降する。ここから細い岩尾根や崖が現れ、しっかり確認しないと詰んでしまう。わたしもコースを少し誤り、左に巻くはずの岩峰を直進してしまい雪の残る細い岩峰と崖という場所に行ってしまった。戻って巻道を進んだ。ロープが設置されているので間違いはないのだが、切れ落ちた崖に雪も残っており、なかなかに厳しい道だった。そこから先は幾度もアップダウンを繰り返し体力を削られる道だが、危険な場所はない。三境山には根本山から約3時間ほどで到着した。三境山は古い標識と三等三角点があるだけで特に展望もない。三境山からは郡界線に沿って降りるが、このままだと三境トンネルの群馬県側に降りてしまう。そこでショートカットを目論んで、1000m付近から東に直角に曲がり、地形図にある林道に入ることにした。残念ながら林道の痕跡は全くなく、稜線に沿って歩くだけだった。ただ藪はなく、歩きやすい道だったので助かった。850m付近から林道の曲がりに合わせて、三境林道に向かって急な斜面を下った。予想通り、この合流点の付近は擁壁などで崖となっておらず、無事林道に降りられた。三境林道を進むと朝とは違いミツマタ群生地を見物に来た人たちがたくさんいた。本日は歩行距離13.1Km、累積標高差1388m、なかなかヘビーな山歩きとなった。
三境林道入口 石鴨林道分岐 中尾根十字路
根本山山頂 袈裟丸山方面 1127m分岐(三境山への)
ロープが設置された片側の切れ落ちた場所1(雪もある) ロープが設置された片側の切れ落ちた場所2(雪もある) 男体山
1091m地点 三境山 1003m地点
三境林道合流点 ミツマタ群生地 ミツマタ
TOP 記録 2022 群馬百名山 群馬の300山
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