子持山 大源太山
渋川市、高山村、沼田市  子持山(1,298m)、浅間山(1,088m)
【登山日】 2020年11月1日
【登山コース】
林道登山口[7:15]→6号橋登山口[7:41]→反射板[8:27]→獅子岩[8:50]→柳木ヶ峰[9:29]→子持山[9:47]→柳木ヶ峰[10:09]→大タルミ[10:25]→浅間山[10:53]→炭釜[11:21]→二本木[11:41]→ソゲ石[11:55]→6号橋登山口[12:12]
冬もいよいよ本番に近づき寒い朝である今回は、久しぶりにホームグランドである子持山を周回することにした。。登山口までの道路には「三国峠積雪のため滑り止め必要」の表示があり、眺望の良い子持山からは雪をかぶった百名山がいくつ見えるだろうかと期待が高まる。あまり違いはないのだが子持神社を起点とせず、それよりも少し上の林道から浅間山に向かう登山口を起点として周回した。最後に舗装林道を歩くのはあまり楽しくないので、まずは舗装林道を歩いて6号橋登山口に向かった。ここからは、反射板ピークを経て、岩尾根を登ると8号橋からの登山道と合流する。朝は雲が多かったが空は晴れて青くなり、昨日ほどの強い風もなく最適な登山日和である。そのせいか登山口にはすでに十台程度の車が駐められ、半分は県外ナンバーだった。獅子岩に登ると予想以上に周りの山々の眺望が素晴らしい。確認できる百名山は、浅間山、四阿山、草津白根山、上州武尊山、日光白根山、男体山、皇海山、赤城山、富士山、八ヶ岳などである。もっと条件がよければもっとたくさんの百名山が見えるのだろうが、十分に満腹である。獅子岩から下り、子持山に向かって登り返す。振り返れば獅子岩が猛々しくそそり立っている。以前に聞いた話では、獅子岩はかつて噴火口の下のマグマだったものが冷えて固まり、周りの土が浸食されて露出したものとのこと。だから獅子岩から屏風岩などの岩脈を見ると獅子岩を中心に放射線状にある。これらもマグマの固まったもののようである。子持山に向かって登り、少し平らになったところが柳木ヶ峰である。ここから樹木の中を進むと急な岩場の登りとなる。今まではこの道は左側を進んでいたが、近年新しい道が右に分岐して付けられた。しかしながらこの道は歩きづらいし(特に雨や雨のあとなど)、左側には展望地点もあるので私は左に進む。山頂には2組が休んでいた。私は十二山神の岩に登り、谷川岳方面を見る。少し雲をかぶっていたが真っ白な谷川岳が見えた。山頂からは柳木ヶ峰まで戻り、大タルミ方面に大きく下る。多くの人が歩くので、この下りは荒れて、滑り、歩きづらい。大タルミから浅間山まではこの尾根筋を歩く。途中には牛十二の奇妙ではあるが愛想のある珍妙な石の祠がある。浅間山も西側の展望が開けていて、隣の小野子三山、浅間山、榛名山などが見える。ここからは子持神社に向けて、ひたすら稜線を下る。途中にある炭釜については、5号橋へ下る分岐としているものがあるが正確には、分岐より先にある石積みである。浅間山から先ではほとんど登山者とは会うことはなかったのだが、今回は5組の人とすれ違ったりした。これだけの人出があるので、今が最も旬な山なのだろう。一回りでちょうど5時間、途中には岩場もあり、鎖場もあり、そして素晴らしい眺望もある。子持山は何度歩いても素敵な山である。
子持神社裏の林道、浅間山登山口付近 6号橋登山口 反射板
8号橋からの登山道との合流付近 8号橋からの登山道との合流点 獅子岩基部
浅間山 草津白根山 日光白根山
皇海山 上州武尊山 赤城山
獅子岩から子持山 富士山 獅子岩基部からの鉄梯子
獅子岩 柳木ヶ峰からの登山道 山頂
山頂標識 十二山神 谷川岳
四阿山 柳木ヶ峰から大タルミまでの急な下り 大タルミ
牛十二 浅間山 炭釜
二本木 ソゲ石 林道登山口
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