流石山・大倉山・三倉山 |
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福島県下郷町、栃木県那須塩原市 流石山(1,812m)、大倉山(1,885m)、三倉山(1,888m) |
【登山日】 2020年10月6日 |
【登山コース】
日暮れの滝[5:53]→林道終点[6:50]→大峠[7:23]→流石山[8:33]→大倉山[9:39]→三倉山[10:13]→五葉の泉[11:12]→大峠[12:45]→日暮れの滝[14:12] |
以前から計画してはいたが、アプローチが長く躊躇していた那須連峰の大倉山の出かけてきた。ここは登山口に入るのが福島県側からで家から4時間近くかかるのでここだけではなく、周辺にも登ろうと思いなかなか登ることができなかった。今回も1日目に大倉山に、2日目には台倉高山にと情報を調べたら、どちらも昨年の台風で登山道までの道が崩落して近くまでは入れないようだった。それでも大倉山は片道1時間の林道歩きを覚悟すれば良さそうなのでいくことにした。(台倉高山は林道自体が通行止めで、帝釈山・田代山からピストンするしかないので諦めた。)夜1時頃に自宅を出発して、日光経由で会津西街道を進み福島に入る。そして登山口手前の日暮れの滝駐車場に5時頃到着し、仮眠を1時間ほどとり出発した。天候は予報に反して悪く、重い雲が山全体に垂れ込めていた。雨が降ることはないが、霧で足下の笹や葉が濡れている。1時間ほど歩いて林道終点に到着する。崩落した場所も大分修復が進んでいるようだった。ここから登りとなり、30分ほどで視界の開けた大峠に出る。ここからは以前に那須茶臼岳に登ったときに訪れた三本槍岳はすぐのようだった。霧は濃くなり本来は見えるだろう流石山も見えず、細い笹原の道を靴とズボンを濡らしながら進む。大峠から流石山までほぼ1時間相変わらず見晴らしは悪い、その上靴の中にも少し水が浸みてきた。その後、大倉山、三倉山と進み鮮やかな紅葉も見られるが、残念ながら気持ちのよい稜線歩きとはならない。帰りに大倉山を経て、五葉の泉に近づいたあたりから霧が薄れ遠望が少しずつきくようになってきた。遠く深山湖、沼原調整池そして茶臼岳も見えてきた。すると稜線上は見事な紅葉ではないか。なんとも気持ちの良い稜線か遠くまで続く。これで長い林道歩きの苦痛も濡れたズボンや水の浸みた靴の中の気持ち悪さもすべて吹き飛ぶ感じである。大峠まで眺望を楽しみ進んだ。そして、最後は長い林道歩きを経て駐車場に到着した。今回は宿泊せず、最近愛用している「ニンニクからし味噌」を塔のへつりの芳賀商店で購入して、長い帰路についた。
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昨年の台風で崩落した道 |
以前車両が入れた最奥 |
林道終点 |
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大峠のお地蔵さん |
紅葉 |
登山道は霧の中で見通しゼロ |
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沼原調整池 |
深山湖 |
紅葉の稜線(奥には那須茶臼岳) |
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