備前楯山 備前楯山
栃木県日光市南有越山(1,025m)、奥水山(1,114m)、備前楯山(1,272m)、金龍山(857m)
【登山日】 2020年4月29日
【登山コース】
古河足尾歴史館[7:11]→南有越山[8:25]→奥水山[9:19]→[10:51]備前楯山[11:05]→石垣山[12:14]→金龍山[13:55]→駐車地[14:17]
前回の庚申山に味をしめ、足尾近辺の山に登りたくなった。特に今回は雪ではなく花が見たい。そこでネットを探すと通洞駅付近から簀子橋堆積場の周りをぐるり回る備前楯山のコースが見つかった。備前楯山も金龍山も単独では登ったことがあるが、これらを繋ぐ今回のコースはハードではあるが見どころも一杯ありそうであった。通洞駅の近くにある古河足尾歴史館の駐車場に車を停めスタートする。赤い鳥居から上に登り、鉄管と電線がある道に出る。この道の適当なところから木が伐採された急斜面に取り付きどんどん登っていく。ここから南有越山の山頂まではともかく急な斜面が続き、休み休みでないと登っていくことができない。南有越山の山頂からは、男体山などの周辺の山々が見える。ここで実は道を間違えてしまい、少し下って鉱山設備跡に出てしまった。そこで変に思いGPSを確認して気づいて戻った。ここらあたりからアカヤシオの花がちらほらと現れ始め楽しましてくれた。北有越山には下から架けられたであろうケーブルの残骸があり、置き去りにしたまま錆びた小型のブルドーザーも放置されていた。さらに進むと気持ちの良さそうな草地に出る。ススキ平というらしい。この尾根を登ると奥水山となる。ここから備前楯山までの尾根にはアカヤシオがたくさんありちょうどいい具合に咲いている。備前楯山では先日登った庚申山を確認し一休みした。帰りは金龍山方面に向かうので一旦戻り、赤テープでマークされたところから一気に下る。最初は樹林帯の急斜面だが、途中から岩ばったガレた細尾根となり左側は切れ落ちている。滑りやすく高度感もあるので慎重に下る。鞍部から登り返すと石垣山頂上である。再び滑りやすい砂の急傾斜を下ると正面に背戸山が見える。このまま登っても大したことはなさそうだったが、背戸山を巻くような踏跡があったので楽をしようと簀子橋堆積場側を巻いて進んだ。しかし、途中で踏跡も不鮮明になり、いつかの雨か台風で崩壊している部分もあり歩きづらかった。それでもどうにか背戸山山頂を越えてすぐのところに出ることができた。あとは尾根に沿って下り以前に登山口として利用した金龍山蓮慶寺に出た。予想したよりも登り下りともに大変なコースだったが、足尾鉱山の遺物やアカヤシオの花も見ることができて楽しい山行だった。
古河足尾歴史館駐車場の鳥居 いきなりの急登 南有越山
男体山 鉱山設備跡 簀子橋堆積場
北有越山施設跡 ススキ平 振り返り地蔵岳方面
アカヤシオ1 アカヤシオ2 アカヤシオ3
男体山 備前楯山 金龍山分岐
備前楯山からの急で脆く細い下り 石垣山 背戸山
簀子橋堆積場 朝歩いた有越山の稜線 金龍山山頂付近
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