庚申山 庚申山展望地
栃木県日光市 標高 1,892m
【登山日】 2020年4月25日
【登山コース】
銀山平[7:04]→一の鳥居[8:01]→旧猿田彦神社[9:25]→庚申山荘[9:32]→[11:06]庚申山[11:24]→旧猿田彦神社[12:28]→一の鳥居[13:18]→銀山平[14:11]
14年ぶりに庚申山に登った。前回の時は、庚申山から鋸11峰を経て六林班峠を下って周回した。およそ12時間の行程である。14年を経た現在、年を重ねてそんな体力もないので無理せず庚申山のピストンとする。今年は暖冬だったので、雪もあまりないだろうと高を括ていたのだが、前日に里で降った雷雨が山では雪だったようで、奥に行くと新雪が待っていた。かじか荘奥のゲート前に駐車してスタートする。もちろん林道は雪もなく朝の体馴らしに少し速足で歩いていく。一の鳥居から登り始めたところで雪が表れてきた。奥に行くほど深くなり、旧猿田彦神社や庚申山荘の辺りは真っ白だった。庚申山の登りはじめは岩間の下を通って行くのだが、岩間には大きなツララがあり、これが気温の上昇とともに大きな音を立てて落ちてくる。こんなのが頭に当たれば大変である。様子を見ながらタイミングを計り素早く通過した。雪の上には明らかに今日通過したと思われる靴跡があり、これを参考にして進んだ。(場所によっては雪に埋もれて夏道が分かりづらい場所がある。)それでもお山巡り分岐のすこし手前には、どう登ればいいのか不明な場所もあった。仕方ないので草をつかみ無理やり登った。この辺りは切れ落ちた岩場で梯子やロ−プも数か所あり、雪もあるので慎重に登った。岩場を終えて山頂手前の樹林帯に出ると一安心である。ほとんど展望のない山頂を写真に収め、すぐに展望台に向かった。そこには足跡の持ち主である夫婦らしきカップルが大きなザックを抱えていた。2人はすぐに鋸11峰の方に進んで行った。皇海山と日光白根山の大展望と雪という風景を十分に堪能しながらのんびりと昼食休憩をとった。帰りは来た道を下るのである。登りの感じから少し不安もあったが、気温の上昇で雪もだいぶ解けて何の問題もなく下山できた。久しぶりの雪山7時間コースで少し疲労したが充実感も感じることができた。晴れた日の雪山は実に気持ちがいい。
登山口 天狗の投石 一の鳥居
旧猿田彦神社 庚申山荘 岩の間のつらら
雪に覆われた梯子 お山巡り分岐 山頂付近の樹林
    
山頂 展望地から見た皇海山 日光白根山方面
    
旧猿田彦神社 一の鳥居 かじか荘前のさくら
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