磐梯山
福島県猪苗代町、磐梯町、北塩原村 標高 1,816m
【登山日】 2018年 9月23日
【登山コース】
八方台登山口[5:13]→中ノ湯[5:37]→弘法清水小屋[6:40]→[7:07]磐梯山[7:17]→登山口[8:35]
安達太良山があまりに早く終わってしまったので、午後の早い時間に磐梯山登山口付近に到着した。寝るには早いので持参した小説を日が落ちるまで車の中で読みふけった。夕方になり、寝酒を買うために裏磐梯檜原湖畔のコンビニに出かける。八方台登山口の駐車場はまだ車が残っており、駐車場の整理員もいたので、その手前のこがね平駐車場に駐めた。ここは結局朝まで誰も来なかったので静かに眠ることができた。しかし、ここが静かで誰もいなかったことで事件が起きた。寝酒や昼間の疲れのせいもあり、6時過ぎには車の中で寝てしまった。(後部座席がフルフラットになるので、銀マットを敷き、寝袋に包まると車中泊はかなり快適にできる)午前1時過ぎに月明かりが明るいせいか目が覚めた。外に出て小用を済まし、車を開けようとして事件は起きた。なぜwか理由は分らないが、車の中に鍵を入れたまま閉じ込んでしまった。携帯も何もかも中に入れたままで、いろいろあがいてみたがどうにもならず、辺りを通る自動車もなく。ついに諦めて、裸足にサンダルという軽装のまま、6km離れたコンビニのあった桧原湖畔まで月明かりの中を歩いた。この間もすれ違う車もなく1時間ちょっと歩き湖畔のホテル街に着いた。ほとんどのホテルは真夜中で閉じていたが、1軒だけフロントの開いているホテルがあり、そこで事情を説明すると親切に対応していただき業者を呼ぶことができた。本当に人の親切が身にしみた。業者は会津若松から来るとのことで到着は4時半頃になってしまった。しかし、解錠はあっという間に終わってしまった。ほとほと疲れてもう山登りもと思うような精神状態だったが、辺りが明るくなってくると折角だから磐梯山だけでもと思い、八方台登山口に車を移動し、夜明けとともに磐梯山へと登り始めた。この日は、昨日とは打って変わって大変な好天となった。1時間半ほどで弘法清水小屋まで登り、安達太良山をはじめ周辺の山々の大絶景に感動して夕べの不幸も消し飛んでしまった。更に、30分ほどで山頂に到着した。磐梯山の全貌を見るとやはりこの間まで噴火を繰り返していた荒々しい山容が見て取れた。私と他数名のグループが先頭で登ったが、その後も続々とたくさんの登山者が登ってきた。下山時には登ってくる人たちとのすれ違いが大変なくらいの混雑だった。八方台登山口の駐車場まで降りると八方台はもちろん満杯で、私が夕べ寝たこがね平もそして更に遠い駐車場も満杯で、路上にも駐車されていた。恐ろしいくらいの人気登山スポットだったようだ。このあと東吾妻山へもと考えたが、この混雑と夕べ1時から眠っていないことで、登山は諦め、ゆっくり昼寝したりしながら帰途につくことにした。
登山口付近 中の湯 日の出
ナナカマド 弘法清水小屋 小屋付近からの眺め
安達太良山 切れ落ちた岩壁 山頂方向
山頂の祠 山頂から見た眺望 山頂標識
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