安達太良山
福島県二本松市、郡山市、大玉村 標高 1,700m
【登山日】 2018年 9月22日
【登山コース】
奥岳登山口[7:53]→勢至平[8:56]→くろがね小屋[9:27]→安達太良山[10:33]→ロープウェイ駅[11:20]→奥岳登山口[11:41]
日本百名山の中でも群馬から比較的近くて、まだ未踏のものが福島県に集中していたので、それらを一泊二日で制覇しようと出かけた。土曜日は天気はあまり良くない予報だったが、日曜日に向かって回復傾向ということで、まずは安達太良山登山口のひとつである奥岳登山口に高速道路を乗り継ぎ向かった。 早朝の出発だったので、順調に進み8時前にあだたら高原スキー場に到着した。天気はこの時点では曇りで、どうにかなりそうな天候だった。ロープウェイを利用すれば、2つの山を登ることができるのだが、こんな日に2座登頂してもしょうがないので今日は安達太良山に登り、明日2座登頂を目指そうとくろがね小屋経由で山頂を目指した。残念なことに天気はどんどん悪化しはじめ、1時間も登って勢至平に到着したときには完全な雨降りで、雨量も徐々に多くなり風も出てきていた。合羽を着込み進んだ。くろがね小屋では軒先を借りて、雨をしのぎながらながら休憩した。くろがね小屋から峰の辻まで標高を上げると更に風は強くなり、雨も縦降りからやや横降りになってきていた。峰の辻からは牛の背経由で山頂に向かった。安達太良山の山頂標識に到着した時点ではかなり風も強くなっており、そこに留まるのも大変になっていた。朝日岳のときもそうだが東北の山は多くの場合山頂付近は風が強く、天気が悪化すると大変である。もうこの辺りでだいぶいやになっていたので、ここからはロープウェイ駅を目指し、ロープウェイで下ることにした。これは下山してから気がついたことだが、山頂には乳首山というもう少し高いところがあったようで今回は気づかずに登り損なってしまったようだった。どちらにしろ今回の登山はどこに登ったのかも分らないほどの悪天候だったので、コースを変えてもう一度チャレンジすべきだろう。ロープウェイ駅へ向かう登山道では、反対から登ってくるたくさんの登山者とすれ違った。こちらは木道も整備されており、樹林に入ると風も少し収まってきた。すれ違う登山者の多くの特徴は、登山靴がとてもきれいということで、どうやら初心者が多いようである。ロープウェイ駅から片道1000円を払い、ずぶ濡れの状態で降りた。しかし、風はここでも強くなり、ロープウェイは支柱1本進むごとに停止して風をしのぐという状態だった。片道6〜7分で降りるところを30分近くかけて下った。ロープウェイは止まっていても風で大きく揺れてなかなかの恐怖感があった。私が降りるとすでに上りのロープウェイは強風のため運行休止となっていた。ぐしょ濡れだし、体も冷えたので「あだたら山 奥岳の湯」にゆっくりと浸かり、昼食を摂り、明日の登山地である磐梯山の八方台登山口に向かった。
奥岳登山口(あだたら高原スキー場) 自然遊歩道
峰の辻分岐 リンドウ ナナカマド
くろがね小屋付近 くろがね小屋 安達太良山への登り
峰の辻 山頂付近 下りロープウェイの中から
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