飛駒三山 夕日の多高山
栃木県佐野市 要谷山(401m) 、のこぎり山(626m)、多高山(608m)
【登山日】 2018年2月21日
【登山コース】
根小屋森林公園[7:13]→要谷山[7:38]→永台寺[8:20]→山神宮[9:27]→のこぎり山[10:09]→送電鉄塔[10:37]→718m峰[11:03]→624m峰[13:03]→送電鉄塔[13:10]→535m峰[14:11]→多高山[15:23]→足利カントリークラブ[15:54]→根小屋森林公園[16:29]
このところ長い山歩きがあまりできていない。短い歩きの山を複数こなすことが多い。そこで、今回はネットを検索して、歩き応えも十分な栃木の山として飛駒三山を見つけた。おおよそ8時間コースと考えて、早朝の出発とした。家を5時半に出発し、高速を使って7時過ぎには根小屋森林公園に着いた。天気は残念ながら曇りがちである。まずは準備運動に要谷山に登る。いけづきの道を登り、途中からこんぴらの道が合わさり山頂に着く。山頂にはベンチとテーブルが設置されていた。ここから北側に稜線をたどる。これがするすみの道で、やがて植林の伐採地を経て鳥谷戸の集落に出る。ここからは彦間川を渡り、永台寺に向かう。永台寺は、手前に大きな松の木があり、山門から本堂に向かって真っ直ぐ参道がある。ここから先特に登山道はないようなので、本堂に向かって左側にある墓地の中からのこぎり山に登り始める。植林地を過ぎて尾根に向かうと大きな岩場が登場する。ここは左に巻いてこの尾根を登る。尾根は立ち枯れた木がたくさんあり、岩だらけである。傾斜もかなりあり、すぐに高度が上がっていく。少し傾斜の緩んだ場所に出ると右からも尾根が上がってきている。その先も岩ばった急な登りが続く。途中には石の祠があり、これが山神宮のようだった。その後は、アップダウンを幾度も繰り返し、地形図に626mと表記のある場所に着く。多くの人はここをのこぎり山の山頂としているようだ。ここからは尾根も広くなり、いくつかの小ピークを巻きながら送電鉄塔まで歩く。送電鉄塔で休憩しながら先のコースを検討したのだが、ここで大きな勘違いをしてしまい余分な道のりを歩くことになってしまった。最短コースは、ここから北に少し進んだところで進行方向に向かって左側の尾根に乗るのだが、地形図で718mと表記のある点の先まで進み、谷に下り登り返して多高山への稜線に乗ると思ってしまった。そのため約200mの標高差を下り、そして登り返すことで予定よりも1時間半近くロスをしてしまった。思った通りに歩いたのだが、谷には倒木も多く踏跡もなく不安を抱きながら歩いていた。こんなときはいつもそうなのだが、写真は一枚も撮っていない。多高山の稜線に完全復帰したところで、遅い昼食とした。送電鉄塔までは思ったよりも簡単に着いたが、その先の多高山は遙か先に見える。その上、市境稜線から多高山までの道は、細かいピークがたくさんあり、アップダウンの連続である。市境界線から多高山方面への分岐は思ったよりも分かり易かった。最後に多高山への急な登りをこなすといよいよゴールも見えてきて精神的に楽になってきた。多高山山頂からは飛駒の里もよく見え、周りの山々も良い眺めである。多高山からの下りは、最初にスリルのある岩場はあるものの後は一直線にゴルフ場に向かって尾根を下る感じである。ゴルフ場からは車道を伝わって根小屋公園まで帰った。予定の8時間を超えて、9時間耐久レースとなってしまった。今回のコースは歩き応えもあるが飛駒盆地を周回するなかなか楽しいものである。キツいのは永台寺から最初の送電鉄塔までの部分である。また、間違いやすいのは、今回私が間違えた718m点手前で市境界線の南向きの尾根に分岐するところである。
  
公園から朝の多高山 根小屋森林公園要谷山への道
  
要谷山山頂するすみの道 永台寺
  
のこぎり山への最初の岩場立ち枯れた木の多い岩尾根 山神宮
  
のこぎり山(?)送電鉄塔 718m峰
  
624m峰付近送電鉄塔 小ピークへの登り
  
小ピークからの下り多高山方面 多高山山頂
  
飛駒の里の眺め多高山から南側の眺め 足利カントリークラブ
TOP 記録 2018
inserted by FC2 system