不動岳 不動岳
栃木県佐野市、鹿沼市 標高 664m
【登山日】 2018年2月17日
【登山コース】
尾出山神社[9:18]→塩沢峠[10:14]→不動岳[10:50]→雷電山[11:04]→下降点[11:11]→登山道合流[12:01]→与洲公民館[12:25]
栃木の山歩きにすっかりはまって、今度はどこに行こうかと考えたが、比較的近い栃木百名山で残っていた不動岳に出かけることにした。不動岳だけでは短いので、尾出山と組み合わせるとか、千部ヶ岳との組み合わせとかバリエーションはあった。しかし、尾出山には以前に登っていたし、千部ヶ岳は先週登ったばかりということで今回は、天気も悪そうなので不動岳だけにした。登山口である尾出山神社へは、栃木ICから一本道で向かう。カーナビに尾出山神社をセットして向かったのだが、到着した場所にはいくら探しても与洲公民館は見当たらず、近辺には東洋学園大学の」施設があった。しばらく付近をうろちょろしたが登山口も分らない。ここで事前資料として読んでいた、「ハイトス里山山行記」のハイトスさんの登山記録を思い出した。そうだ手前に、同じ尾出山神社がもう一つあったのだ。もう一度ナビを見ると確かに塩沢峠に行く道より手前にいると気がつき移動した。今度は与洲公民館もあり、尾出山神社もあった。予定通り公民館に駐車させてもらい出発する。道は沢沿いに舗装道を入っていくのだが、途中に分岐が多い。しかし、それぞれの分岐には親切にもお手製の標識があり迷うことはない。道はやがて植林地の作業道となり、迂回路の表示された分岐に出る。この付近は数年前に千部ヶ岳に来たときに大雪のせいで物凄く倒木が多かったのだが、現在も完全には処理されておらず倒木で道が塞がれている場所があった。迂回路は、新しい作業道につながっている。しばらく作業道を登ったところで、右上の尾根への「塩沢峠」という標識に出会う。ここからはロープを使って上に登り、平らになったところが首なし地蔵のある塩沢峠となる。この辺から急に北風が強く吹き始め、かなり寒さを感じる天気となってきた。塩沢峠からは稜線に従い細い尾根を伝い不動岳に向かう。やがて雷電山と不動岳の分岐に当たる。ここをわずかに右に進むと不動岳の山頂となる。山頂には2つの山頂標識があった。それほどの展望もなく、先ほどからの強風で寒くて休む気にもなれなかったので、即座に山頂を辞した。分岐から雷電山に向かう。塩沢峠からの稜線と同じようなアップダウンを歩くと雷電山の山頂標識のあるピークに着いた。しかし、ここには石祠と金属の鳥居は見当たらなかった。更にひとつ先の613mピークまで進むとそこに石祠と金属の鳥居があった。ここが下降点のようだ。事前にネットで見てきた情報はここが雷電山としているものが多かったので、どちらが雷電山なのだろう?ここは比較的風も当たらないので、昼食休憩として今日初めて休んだ。ここから今まで歩いてきた道とほぼ直角に曲がり降りるのだが、ここの下降は事前に情報がなければとても降りようと思えるような場所ではない。かなり急峻で滑り落ちてしまいそうである。少し下ると木にテレビのアンテナ線のようなものがロープ代わりに縛ってある。踏跡はしっかりあるので間違えることなく下れる。やがて傾斜が緩くなり、尾根の先端まで来ると踏跡は消えるので、後は沢に向かい歩きやすそうなところを下る。沢に出るとその向こう側が朝歩いた林道である。これで後は来た道を戻れば良い。登山口付近まで来ると朝には気がつかなかった鳥居と上に続く長い石段があった。時間も早いので登ってみると、かなり長い階段の末に天照皇太神宮の社殿のようなものがあった。尾出山神社の前には蕎麦屋さんがあり、朝からまきを使って湯を沸かしていた。それが丁度、お昼時となって営業している。駐車場には車がかなり駐まっており、繁盛しているようだった。
  
尾出山神社 迂回路分岐登山道
  
作業道から塩沢峠への分岐塩沢峠 尾出山・高原山方面
  
やせた尾根不動岳・雷電山分岐 不動岳山頂標識
  
雷電山標識下降点 金属の鳥居(ここが雷電山?) 急峻な下り
  
踏跡の終わり付近から雷電山方面天照皇太神宮の石段入口 天照皇太神宮
TOP 記録 2018
inserted by FC2 system