両崖山・行道山 両崖山
栃木県足利市 行道山(430m)、大岩山(417m)、両崖山(248m)
【登山日】 2018年2月1日
【登山コース】
織姫神社[7:46]⇒⇒入名草バス停[8:41]→鹿島神社[9:15]→名草巨石群[9:22]→藤坂峠[10:26]→馬打峠[11:50]→浄因寺[12:35]→[12:45]行道山[13:10]→大岩山[13:20]→両崖山[14:38]→織姫神社[15:16]
今年のこの季節は、雪山は避けて栃木百名山などの雪のない栃木の山に登ることにした。まずは今まで機会はあったが歩かずにきた両崖山・行道山を歩くことにした。この時期は里山はどうしても短い歩きになってしまうので、ネットで調べて名草巨石群と絡めたコースを歩くことにした。このコースは片道で全長約20kmあるのでピストンは無理、なのでバス利用となる。そのバスも時刻表を見ると上り下り各4本しかない。そこで帰りのバス時刻を気にすることのない早朝移動に決めた。織姫公園に車を駐め、一番分かり易いJR足利駅に向かったが、その途中の美術館前でバス停を見つけたのでそこで乗車した。バスはワゴン車で、駅から学生らしき数名が乗車した以外は、私一人の利用となった。終点の入名草までは約30分ほどで着いた。ここから車道を更に奥に向かう。釣り堀の手前から鹿島神社に入る。鹿島神社には弁慶岩などの巨石が転がっていた。更に神社の奥に進むと巨石群があり、その上には駐車場もあった。これらの巨石は火山噴火によりできたようだった。来た道を戻り、下ると神社の参道途中にこれから歩く稜線への道がある。いったん登ると周辺の山々が見えてくる。426mピークから下ると車道の通る藤坂峠となる。この道は関東ふれあい道となっているので整備されていて歩きやすい。藤坂峠から馬打峠までは細かなアップダウンがあり、思ったよりも時間がかかる。この日は夕方から雪になるとの天気予報だったが、馬打峠辺りで天気は予想よりも早く崩れる気配がしてきていた。そして、行道峠に着いた頃から細かな雪が降り始めた。積もるような雪ではなく、衣類につくと溶けてしまうような雪だった。濡れてしまうので、合羽を着たりザックカバーをしたりした。浄因寺への上りにはモノレールのようなものが併設されていた。山門をくぐり、境内に出ると崖上に清心亭という宙に浮いたような建物があった。拝観料を取るようだったが、境内には誰もいなそうなので登ろうかとも思った。しかし、土台が崩れて危険なのか立入禁止とあったので登らずに眺めた。境内にはこの寒い雪の日にロウバイだけが咲いていた。神社脇から細い階段を上り行道山に向かう。途中には寝釈迦と案内板があり、石仏群があった。しかし、よく探したのだが私には寝釈迦がどこにあるのか分からなっかった。更に登り、行道山頂上で 昼食とした。雪も先ほどより強く降り、寒くなってきた。大岩山を経て下ると駐車場に出る。その降り口には、行道山への迂回路の案内もあった。車道を下り大岩毘沙門天へ立ち寄り、車道を歩いて両崖山方面に向かう。雪は相変わらず降っていた。両崖山への山道に入ったところで雪が止んできた。今まで見えなかった周辺の眺望も少しずつ現れる。足利の町が見えてきた。両崖山で今日初めて登山者に出会った。やはり平日なので歩く人は少ないようだった。両崖山からの岩場は歩きづらいが景色も良く楽しいものだった。天気には恵まれなかったが、十分な距離を歩くことができて大満足の1日だった。今度は、季節を変えて織姫神社から歩き始めて、天狗山の方を回り、もう一度行道山の寝釈迦を確認したいものである。
  
織姫神社 入名草バス停鹿島神社
  
名草巨石群稜線上の登山道 藤坂峠手前の展望
  
馬打峠浄因寺のロウバイ 行道山浄因寺
  
寝釈迦雪に覆われた階段 大岩山
  
両崖山方面両崖山 足利市街の眺め
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