子持山東面 子持山
群馬県沼田市、高山村 標高 1,296m
【登山日】 2017年11月19日
【登山コース】
林道569m地点[12:47]→屋形原作業道入口[13:15]→取付き880m[14:11]→子持山[15:15]→子持神社大岩の祠[15:38]→林道[15:56]→駐車地[16:42]
子持山は私にとってホームグラウンドのひとつである。多分70回近く登っていると思う。子持山は色々な登山路がある。私の登山路として多いのは、子持神社奥ノ院から獅子岩を経て山頂に登るものである。これとて、屏風岩から沢沿いに獅子岩を目指すもの、万葉歌碑から屏風岩に登り峰沿いに獅子岩に行くもの、屏風岩より1本南の林道(6号橋)を登り電波塔を経て獅子岩に行くもの、奥ノ院から大タルミを経て柳木ヶ峰に出るものなど多彩である。その他にも登山道があるものとしては、子持神社から浅間を通り山頂に登るもの、北側の小峠から登るもの、西側の群馬天文台から電波塔を経て登るものなどある。これら以外に地形図には点線の道があるが今は登られていない所謂バリエーションルートもいくつかある。数年前に小峠より東側の北東斜面の点線を登ったことがある。今回は地図にあるような東側の点線を登ってみた。 岩本駅の少し北側の道に17号線から入り、鍋沢から林道に入った。林道は前日の冷え込みで凍っているとこもあり、2WDの軽自動車では不安だったので、569m地点の駐車スペースにとめて出発した。ここは下からの点線が交差するところで、以前にここをそのまま登り送電鉄塔を経て今回の取付き点まで歩いたことがあった。今回は時間もないのでここからは林道を進むことにした。林道は思ったよりも道が良く643m地点の水道施設手前までは十分私の車でも入れたようだ。しかし、そこからの屋形原作業道は、道がエグレてとても車では無理な状態だった。道が北側を向きやや平坦になったところが今回の点線の道への取付き点である。この辺りにはたくさんの送電鉄塔の案内用の鉄製の柱の残骸が差してあった。(吾妻110号、天龍11号などバラバラの送電線用のもの)ここから一気に800mの標高差を登る。点線の道はかなり急で、途中には岩場もある。やがて山頂手前では、左に岩脈が現れる。登山道には山頂の南側で合流する。一応山頂の三角点を触りすぐに下る。来た道を下ろうと思ったが、来た道は岩場もあり下りづらい。そこで少し北側の窪んだ斜面を下った。すると踏み跡らしきものが現れ、すぐに炭焼きの窯跡とと思われる石積みが現れた。ここから薄い踏み跡に沿ってジグザグに下ると大きな岩の割れ間に石の祠があり、岩には「子持神社 屋形原町」と赤いペンキで書かれていた。ここからは踏み跡もはっきりしているし、気に沢山のリボンが付けてあり林道まで導いてくれた。このコースを登れば歩き易く、だいぶ楽だったようだ。その後は来た道を戻り、日没ギリギリに駐車地に戻った。
林道569m地点 水道施設+屋形原作業道入口  取付き880m いろいろな送電塔案内柱の残骸
山頂手前の岩脈 柳木ヶ峰 山頂手前
雪をかぶった黒檜山 子持神社 屋形原町 林道の記念碑
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