船ヶ鼻山 船ヶ鼻山
群馬県昭和村、渋川市 標高 1,466m
【登山日】 2017年9月18日
【登山コース】
船ヶ鼻登山口[9:43]→[10:13]林道合流[10:38]→[11:38]船ヶ鼻山[12:00]→大楢[12:16]→登山口[13:05]
船ヶ鼻山には以前に赤城の大沼方面から登ったが、最近昭和村方面からの登山道ができたとのことなので登ってみた。昨年の佐武流山から苗場山への登山道のように切り開かれたばかりはいいのだが、毎年手入れをしないと荒れてしまうということがままある。そこでこの道も後回しにしていると歩けなくなってしまうかもしれないので、思い立ったが吉日で出かけてみた。(今度、群馬県境沿いにトレイルルートができるという記事が新聞に載っていた。新たに切り開かれるのが稲包山から白砂山へのルートであるらしい。これはできたならばすぐに歩かないと佐武流山〜苗場山ルートの二の舞になってしまうとなってしまうかもしれない。)登山口は畑の中の広い公園地で気持ちがいい。コースは、牛石コースと楢水コースの2つがあるので登り牛石コース、下り楢水コースとしてスタートした。歩き始めに鹿除けの扉を通って進む。昨日の台風18号の影響で道には、栗やクルミが落ちている。一汗かいたところで下から上がってきている林道に合流する。このちょっと先に牛石はあった。ここで水分補給をしながら休んでいると林道を1台の軽トラックが上がってきた。ドアには森林パトロールのマグネットシートが貼られている。話好きの方で、台風直後なのでパトロールをしていること、折れた枝が道を塞いでいたので切ってきたこと、この付近に設置されているカメラに熊がたくさん写っていることなどいろいろな話を聞かせてくれた。特に熊に関しては、落ちた栗やドングリは食べないで、木に登り直接熊棚で取って食べている。だから風もないのに気が大きく揺れていたら注意しろなど有効なアドバイスもいただいた。この先は林道歩きが続き、紅白の塗装がされた送電鉄塔が近づくとすぐに山頂に着いた。送電鉄塔付近から東側を眺めると袈裟丸山方面がきれいに見えた。山頂は以前と変わらず樹木に覆われて展望はない。帰りは西側を通る大楢コースに向かい降りた。すぐに子持山方面の芥子が現れ気持ちがいい。また、林の中の大楢もなかなかい感じである。この道沿いには動物たちへの合図として鐘が多く設置されている。これば、熊だけでなくイノシシも多いからなのかもしれない。
登山口 山栗 クルミ
林道合流 牛石 山頂手前の鉄塔
鉄塔から東側の眺め 山頂 子持山
登山道 大楢 動物たちへの合図の鐘
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