八甲田山 大岳
青森県青森市、十和田市
 大岳(1,584m)、井戸岳 (1,550m) 、赤倉岳(1,541m)、田茂萢岳(1,326m)
【登山日】 2017年8月6日
【登山コース】
酸ヶ湯キャンプ場[5:11]→毛無岱[5:58]→[7:27]大岳[8:01]→井戸岳[8:37]→赤倉岳[8:55]→田茂萢岳[9:39]→キャンプ場[11:38]
前日に酸ヶ湯キャンプ場に入り一泊して早朝から八甲田山を巡った。天気は上々で気持ち良く歩き始めた。樹林を登り進むとすぐに湿原に出る。ここが毛無岱と呼ばれるところで感じは尾瀬に似ている。南側には南八甲田の山々がきれいに見える。気持ちのいい湿原歩きだが、日差しが強く、思ったよりも暑い。毛無岱のから大岳に近づくと木道に長い階段があり一気に高度を上げる。振り返ると今歩いて来た湿原がきれいに見渡せた。さらに進むと大岳が近づき大きく見えてくる。鞍部には避難小屋があり中はきれいで止まることもできそうだ。ここからは大岳に取り付き一気に山頂まで登る。山頂からは南八甲田の山々、岩木山などが見えるが、津軽半島から北海道方向は雲に覆われて見通すことができなかった。山頂での展望を十分に楽しみ、避難小屋まで戻った。ここからは井戸岳に向かう。井戸岳の登り途中から大岳を振り返ると残雪が見えた。それ程標高が高くもないのにこれだけ雪が残っているのはやはり青森だからなのだろう。井戸岳は大きな爆裂噴火口のふちにあり、ここにも残雪がある。また岩ばった砂礫地にはイワギイキョウやイワフクロウなどの花が咲いている。更に赤倉岳に進むとここも噴火の跡が生々しく、荒々した景色である。赤倉岳からはロープウェイ頂上駅近辺の田茂萢岳に向かう、田茂萢岳は小高い丘のような感じで、周りは湿原になっている。この湿原の池塘の前で休んでいると聞こえてくる会話、通る人の服装は大岳の頂上とは全く異なってくる。ロープウェイで来た行楽客が多くを占めているので、軽装で、八甲田山の知識もあまり無いようだった。ここからは再び毛無岱に戻り酸ヶ湯に下山した。下山後は酸ヶ湯につかり、気持ちのいいキャンプ場でさわやかな風に吹かれてビールを飲みながら昼寝をしたりしてのんびりと過ごした。いつもどちらかといえば慌ただしい山登りが多いような気もするので、こんなにのんびり過ごすのもいいものだ。
酸ヶ湯温泉 南八甲田山と湿原 毛無岱と朝日
上から見た毛無岱 大岳 大岳避難小屋
大岳山頂 仙人岱方面 イワギキョウ
大岳と残雪 井戸岳噴火口 イワフクロ
井戸岳 赤倉岳 田茂萢岳
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