大小山・大坊山 塔ノ岳
栃木県足利市、佐野市 大坊山(285m)、大小山(313m)
【登山日】 2017年1月5日
【登山コース】
長林寺[8:20]→浅間山[8:33]→あわぎ山[8:59]→大坊山分岐(つつじ山)[9:36]→大坊山[9:45]→つつじ山[10:00]→山頂番屋[10:21]→妙義山[11:53]→大小山[12:02]→やまゆり学園[12:48]→長林寺[13:26]
雪のない山に登りたと考えて、足利にある大小山を選んだ。できるだけたくさん歩きたいので、周回コースとしてはかなり大回りな長林寺からのコースを歩いた。それでもあまり時間もかからないだろうことと、寒いのでできるだけ日が昇ってからと考えて、高速道路を使わずに下道を走って足利まで行った。長林寺は大きな池を抱えたきれいな寺だった。ここの駐車場に車を停めさせて貰い出発した。はじめに急な道をわずかに登ると道了堂と呼ばれる崖に突き出した赤いお堂に出る。ここからは長林寺の全貌と周辺の様子を一望することができた。さらにに登ると浅間山に到着する。浅間山からの下りは少し岩ばったもので、すぐに車道に出る。車道を渡り林の中を登るとあわき山というピークに出る。ここからは周辺の眺めも素晴らしく見え、気持ちが良い。天気も良かったので富士山を見ることもできた。ここからは稜線に沿ってアップダウンを繰り返しながら大坊山と大小山の分岐まで進む。途中からは日光方面の雪を被った山々、そして男体山も見えた。大坊山分岐のつつじ山から一旦は大坊山方面に向かう。大坊山山頂は平らで広く、大山祇神社からの参道の階段もあった。ここで一休みした。大坊山から来た道を分岐まで戻り大小山を目指した。ここからは露岩の多い尾根を進む。その分遮るものもなくて、町並みの眺めや北側の日光方面の眺めも素晴らしい。やがて山頂番屋という休憩施設に出た。今の季節は誰もいないようで閑散としている。こんな低山なのに山小屋のようなものがあるんだといった感想である。下山後ネットで調べてみると遭難した資産家が寄付したものというようなことが書かれていた。越床峠からさに進むと途中にローソク岩分岐というのに出くわしたので、そちら進んでみると縦長のいかにもローソク岩といった岩に出た。周辺を歩いたがそれ以上は何もなかった。元の道に戻り進むと最も高いピークに到着し、ここが大小山と思うと妙義山と山頂標識にはあった。大小山は313mとあり、ここの標高も同じなので大小山と呼んでいるのか?また、さらに進むと次の282mピークに大小山の表示があった。どれを信じるのが良いのか混乱する。282mピークで昼食をとり、気持ちの良い尾根を下りやまゆり学園まで降りた。その先は車道を1時間ほど歩き長林寺に戻った。低山ではあるがアップダウンもそれなりにあり、また、見晴らしも良くとても面白い山だと思う。ぜひまた冬晴れのこの季節に登りたいものである。
長林寺の池 道了堂 浅間山山頂
富士山 岩場の登り 男体山
大坊山 大坊山山頂 大坊山分岐(つつじ山)
大坊山 山頂番屋 ローソク岩
妙義山山頂(313mピーク) 大小山山頂(282mピーク) やまゆり学園登山口
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