女峰山 帝釈山、女峰山
栃木県日光市、
女峰山(2,483m)、帝釈山(2,455m)、小真名子山(2,322m)、大真名子山(2,375m)
【登山日】 2015年8月3日
【登山コース】
車止めゲート[8:13]→馬立[8:58]→唐沢小屋[10:31]→[11:10]女峰山[11:17]→帝釈山[11:44]→富士見峠[12:31]→小真名子山[13:38]→タカノ巣[14:00]→大真名子山[14:56]→駐車地[16:09]
12年ぶりに日光の女峰山に出かけた。以前に歩いたこともあったので油断して地図を忘れてしまった。さて、金精峠から日光に下りると記憶があいまいで、どこから裏男体林道に入り志津峠まで行くかも分からなかった。案内板を頼りにどうにか志津峠まで着いた。志津峠は前に来た時とは違い、路肩に駐車できないように大きな石が置かれていた。そこで少し志津林道に入り駐車余地に一旦車を停めたが、まだ奥の通行止めゲートまで行けそうなのでそこまで入った。ここがまた間違いで、大真名子山まで周回すると志津峠に出ることを忘れていた。その上最初の駐車余地からゲート前までは傾斜があり轍が掘れていたので、雷雨でも降ると私の軽自動車で戻るのは不安もあった。そんなこんなで今日は天気を見ながらコース変更もと考えながらスタートした。 ゲートから車でも通れそうな林道を30分ほど歩くと富士見峠への道と馬立への道が分岐する。ここから笹薮の中を川に向かって下る。水のない大きな沢に出るとそこが馬立だった。ここからはこの大きな沢沿いにどんどん登っていく。この沢には土石止めの堰堤のようなものが何段も設置されていた。やがて傾斜が増し、沢も細くなった辺りで右岸から左岸にこの沢を横切る。そこには水場があり、ここで休憩を入れる。この辺りから標高が高くなってきたせいか息が切れ少し苦しい。それでも水場から唐沢小屋までは20分ほどで着いた。小屋の中は利用頻度が高いようで使った痕跡が新しい。小屋の裏の樹林帯を登ると再び岩だらけのガレた登りとなり女峰山の山頂に着く。山頂手前には祠がある。山頂からは少しガスが巻いてきたが、男体山」、帝釈山から小真名子山、大真名子山への稜線がきれいに見える。その右には太郎山、奥には日光白根山も見えた。ここから帝釈山までは気持ちの良い稜線歩きとなる。途中のピークには『專女山』の標識が立てられていた。帝釈山から富士見峠までは400m以上の下りとなるが、ここを下っているうちにバテテきてしまった。やはり暑さもあるのだろう。富士見峠ではもう降りるか、大真名子山、小真名子山を登るか迷ったが、雷も大丈夫そうだったので進むことにした。しかし、ここから先は休み休みのゆっくりとした歩きになった。特に小真名子山への登りは大きな岩だらけのガレた直登で、上を見ると精神的に弱気になってしまった。どうにか200m〜300mのアップダウンを繰り返して大真名子山山頂まで登った。この時点で周囲はガスに覆われて全く展望は無くなってしまった。志津峠に下り、駐車地に着いた時には出発から8時間が経過していた。12年前は秋に登ったのでもっと軽快に歩いた記憶があったが、今回は暑さでバテ気味となってしまった。しかし、このコースは展望もよく、日光では最も好きなコースである。
通行止めゲート 分岐先 女峰山
馬立 男体山 水場
帝釈山、小真名子山 唐沢小屋 女峰山山頂
帝釈山への稜線 帝釈山山頂 富士見峠
小真名子山への岩だらけの登り 太郎山 小真名子山反射板
大真名子山山頂 千鳥返し 志津林道
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