| 剣ヶ峰(浅間山) |
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| 長野県御代田町 標高 2,281m |
| 【登山日】 2014年8月21日 |
【登山コース】
浅間山荘[8:00]→不動滝[8:39]→火山館[9:38]→尾根取付点[10:26]→[11:12]剣ヶ峰[11:32]→林道合流点[12:44]→浅間山荘[13:00] |
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ここのところ何度か登ったことのある近場の山歩きばかりとなっていた。今年はアルプスへの山行も台風とぶつかり計画できなかったし、どこか未踏の山に登りたいなと思い探すと、浅間山の剣ヶ峰がまだ未踏だった。浅間山方面は標高も高くて涼しいので、出かけることにした。高速道路を使うのも勿体ないので、吾妻、嬬恋経由で車山峠まで行きチェリーラインを降りて浅間山荘に入った。浅間山村荘付近の駐車場は有料で、そこから少し下った所に登山者用の無料駐車場があった。浅間山荘横の鳥居をくぐり、林道を歩き始める。しばらくは太い林道もだんだん細くなり、一の鳥居辺りから不動滝方面に入ると細い道となる。それでも火山館までは浅間山への登山道なので、しっかりとした道である。火山館手前辺りの沢で硫黄臭いにおいがして、浅間らしさを感じた。左には黒斑山を始めとする外輪山、右には牙山も見えてくる。
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場所のせいか天気のせいか、今日はそれほど暑くなく水の消費も少ない。火山館で一休みしてこれからのコースを確認する。ともかく天狗の露地を抜け、尾根の取付から登るしかない。まずは火山から×印のついた方向に入る。最初ははっきりとした踏み跡がある道が林の中に向かっている。奥に行っても踏み跡は途絶えない。以前にネットで見た記録では道が不鮮明とあったが、実際はいろいろな踏み跡があって分かりづらいようだった。途中一カ所だけ方向を間違えたようで、GPSで方向を補正し、予定の尾根の取付にたどり着いた。尾根の登りも途中から不鮮明なところがあったので、牙山沿いの急傾斜を登った。途中には小さな花畑もあり、目を楽しませてくれた。この急斜面を登った上が地形図によれば剣ヶ峰のピークのようだった。しかし、さらに奥に進むと「山」の標石と倒れた山名板があった。誰かが標石を三角点と勘違いして、山頂標識を立てたのであろうか？
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山頂からは南西の尾根を下る。ヒサシゴーロの尾根というらしい。しばらくは笹の茂った踏み跡を下る。道ははっきりしていて迷うことはない。しばらくして左側に火山特有のガレた沢が広がる。下りは尾根に沿った道が正解のようで、そちらに行かないように下る。途中にはペンキのマークは簡単な案内板があるので迷うこともない。最後に林の中に入るとカラーテープがマーキングされていたが、一部見失い道に迷ったが、どうにか復帰することができた。最後の案内板から下ると登りの林道に出る。林道からこの尾根に入る場所は何の特徴もなく分かりづらいので、登りにこの道を行くのは少し難しい気がする。しばらくぶりに未踏の不鮮明なコースの山は、プチ冒険ができたようでわくわくした。
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