三ッ峠山・本社ヶ丸 三ッ峠山
山梨県都留市、西桂町、笛吹市、大月市、富士河口湖町
木無山(1,732m)、三ッ峠山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、清八山(1,593m)、本社ヶ丸(1,631m)
【登山日】 2013年10月27日
【登山コース】
三ッ峠登山口[7:28]→木無山[8:23]→[8:38]三ッ峠山[8:49]→御巣鷹山[9:01]→茶臼山[9:34]→清八山[10:24]→[10:54]本社ヶ丸[11:20]→大幡八丁峠[11:58]→登山口[12:29]
台風一過の好天が期待できる日曜日に、景色のよい場所で紅葉がみたいと考えて河口湖まで遠出をした。目的は富士山の展望台である三ッ峠山である。高速道路を使い約2時間で河口湖ICに着き、御坂の道旧道をうねうねと30分ほど走り登山口に到着した。登山口付近の駐車場所はほぼ満杯で路肩駐車も始まっていた。仕方なく私も邪魔にならない路肩に停めた。支度をして歩き始めると三ッ峠山荘までは車高の高いRV車なら通れる林道で傾斜はあるが1時間ほどで歩ける。まずは山頂にある3つのピークの一つ木無山で絶景の眺めの富士山にお目にかかる。台風一過の好天は予想通りで、すばらしい眺めである。ここからは三ッ峠山荘へ移り、もう一度富士山の絶景を楽しみ、主峰である三ッ峠山(開運山とも言うらしい)へ向かう。こちらからの斜面は絶壁でクライミングの好所らしかった。歩いて行く途中でも団体でヘルメットを被り、クライミング用の金具をぶら下げた人たちに会ったり、山頂ではレスキュー用のキャリーを持った人たちが訓練なのか鎖を越えて岩壁の方に降りていった。山頂手前は昨日の雨が凍り、朝日に光っていた。山頂からの展望は富士山を始め南アルプス、八ヶ岳、秩父の山並み、箱根の山並みと飽きることのない絶景である。あまりにたくさんの山が見えすぎて山座同定しきれない。この山頂は手軽に登れるので人気があるため人も多く、その上電波塔だらけで非常に下世話な感じがして山の楽しさがそがれる感じがした。三ッ峠山の後は御巣鷹山(ここも電波塔の山で山頂を示す標石は、金網の中にあった。)に寄り、清八峠方面に向かった。御巣鷹山からは会う人もなく、道も道型が薄くずいぶんと雰囲気が変わった。御巣鷹山から勿体ないほど急な斜面を下り、鞍部近くで岩場の急な下りとなる。その先には木に『茶臼山1513m』と標識が張られていた。ここからアップダウンを繰り返して清八山に到達する。ここの先に今日のもう一つの目標である本社ヶ丸がある。本社ヶ丸までは岩場の稜線となり、かなり傾斜のあるところもあった。このあたりは紅葉もちょうどよく楽しい山歩きである。本社ヶ丸の山頂からはやはり絶景で、三ッ峠山と同じような展望が得られた。特に三ッ峠山とその後ろに富士山の景色は見事だった。ここでゆっくりと昼食をとり休んだ。帰りは清八山まで戻り、その先の大幡八丁峠から林道を下ると真っ直ぐに登山を始めた駐車場に到着した。こんなに簡単に林道で戻れるならば清八山から御坂山を回ればよかったと感じた。この後悔は、この後、御坂トンネルから御坂山に登ろうとしてさらに増した。御坂トンネル付近は駐車車両があふれていて車を停めることができず、御坂山は諦めることになってしまった。この山域は高速を使えば近いし、ともかく展望がいいので、これからももっと登ってみたいと感じた。
登山道1 登山道2 富士山
三ッ峠山(クライミングの岩場側) 三ッ峠山(電波塔) 富士山と紅葉
三ッ峠山への登り(昨日の雨が凍り光る) 木無山 八ヶ岳
三ッ峠山山頂 紅葉1 御巣鷹山
御巣鷹山からの急な下りの岩場 紅葉2 茶臼山
黄葉1 鉄塔 清八峠への登り
本社ヶ丸 本社ヶ丸への岩場の登り 本社ヶ丸山頂
清八山への稜線 紅葉3 大幡八丁峠(八丁林道)
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