中倉山、沢入山 沢入山
栃木県日光市 中倉山(1,342m)、沢入山(1,236m)
【登山日】 2012年12月3日
【登山コース】
銅親水公園[7:10]→中倉山取付点[7:46]→尾根のケルン[8:54]→中倉山[9:35]→沢入山[10:34]→[11:15]中倉山[11:38]→林道[12:31]→駐車地[13:06]
近場で未踏の山も段々減ってきた。まだあまり歩いていないのが前日光や足尾の山である。その中から今回は中倉山と沢入山を選んで歩くことにした。早朝、足尾の銅親水公園に着くと電光表示板の気温は−4℃を指していた。辺りは昨夜雪が降ったらしくほとんどが白くなっていた。駐車場からまずは吊橋を渡り、砂防ダムの前にある足尾環境学習センターに向かう。気温が低いせいか流れ落ちる水からは湯気が上がっていた。センターの先の階段を上り堰堤の上に出る。そして後は、端を歩き導水橋まで進みこの橋を渡った。これが仁田元川左岸の林道に出る近道らしい。林道は舗装されていて仁田元川に沿って続く。舗装がなくなってしばらく進むと中倉山の取付きとなる。
銅親水公園吊橋 気温は−4℃ 昨夜の雪の覆われた階段
導水管橋 雪に覆われた林道 取付点
取付きから先は雪と枯葉に覆われ踏み跡は不鮮明となるが、赤テープがそこら中にあるので迷うことなく登れる。登りはジグザグに進んでいく。しばらく登ったら南向きの斜面なので雪が解け枯葉が姿を見せる。この斜面の枯葉の量は半端でないくらい多く、深いところでは膝の上にまで達する。まるで枯葉のラッセルである。枯葉のために下が見えず、その上傾斜がきついのでとても歩きづらい。どうにかこの枯葉の斜面を抜けると南から続く尾根にのる。ここにはケルンもあり分かりやすい。傾斜も緩み枯葉から短い笹の尾根の登りとなる。ここは踏み跡ははっきりしている。小ピークを過ぎると前にピークが現れるが、道は右側へ巻くように進んでいる。巻き道の先には展望の開けた岩場があり渡良瀬川側も仁田元川側も見渡せる。少し雲に隠れているが男体山や太平山も見える。ここから岩場を登るとすぐに中倉山頂上となる。今日は青空もあるが雲もあり見る方角によって景色がかなり異なっていた。
枯葉と雪に覆われた登り 少し開けた場所 尾根に出たところ
振り返った尾根道 中倉山への巻き道 岩場の登り
中倉山から沢入山までは楽しい稜線歩きである。沢入山は前衛峰に隠れて見えない。北側は木の生えていない斜面で雪が付き白く、南側は笹に覆われ二つの境界として稜線が伸びている。気持ちいい稜線歩きだが岩場で厳しいところもある。しかし、そこには左や右に巻き道がある。中倉山から沢入山まではほぼ1時間で着く。この先にはオロ山やさらには庚申山まで続いているようだ。だが今日はこの後に用事が入っているので早めに帰宅しなければならないためここまでで引き返す。中倉山まで戻ったところで昼食をとった。今回もコッヘルでお湯を沸かし、マルちゃん製麺ではなく日清のラ王の袋麺(醤油味)を作った。私としてはラ王の方が好きである。これで体も温まり、来た道を快調に下った。このコースは帰ってから調べたところでは春先の方が花もあり、もっとアルペンな雰囲気のする稜線歩きとなるようだった。先のオロ山も宿題に残ったので今度は季節を変えてもう一度登りたい。
大平山 中倉山山頂 沢入山への稜線
男体山 日光白根山 沢入山
庚申山方面 中倉山への稜線 オロ山方面
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