宿堂坊山 宿堂坊山
沼田市、栃木県日光市 標高 1,968m
【登山日】 2012年10月 3日
【登山コース】
西ノ湖入口バス停[8:14]→砂防堰堤[9:07]→渡渉→東尾根取付[9:43]→[12:14]宿堂坊山[12:40]→砂防堰堤[13:58]→渡渉→西ノ湖入口バス停[14:24]
群馬300山で以前から計画していた宿堂坊山に登ってきた。この山は日光白根山から皇海山への縦走路の途中にある。今はこのコースもあまり歩かれていなので、大分荒れているようである。そこで多くの登山者が歩いている日光の柳沢林道沿いから登ることにした。まずは日光の西ノ湖入口に向かうため赤沼茶屋から電気バスに乗ることにした。この時期の電気バスは平日運行で始発が8:10と見て出かけたが、10月1日から季節運行となり始発は7:50となっていた。ちょうど7:40頃に赤沼茶屋の駐車場に着いたのでロスタイム無しで乗ることができた。おおよそ20分ほどで西ノ湖入口に着く。始発には数組が乗っていたが皆さん小田代ヶ原入口で降りていった。手にはカメラを持ち、撮影が目的のようだった。西ノ湖入口で降りると久しぶりにGPSを作動させた。しばらく使っていなかったので電池が終わってしまい、電池を取り替えたがうまく衛星捕捉をしてくれない。これをいじりながら西ノ湖方面に向かったがGPSに夢中になり、道を間違えて西ノ湖に出てしまい戻って、赤岩滝分岐を右に入った。折角バスにうまく乗れたのにここで30分ほどのロスをしてしまった。赤岩滝分岐から林道を進んでいくと作業小屋が左に見え、その先で柳沢川にあたる。ここには堰堤がある。さらに川沿いに林道を進むと2つめの堰堤が現れる。この向かい側が東尾根への取付のようだった。川を渡渉するのだが、数日前の台風のせいか夕べの雨のせいか水量がある。そこで上流までいろいろ探したが残念ながら靴を履いたまま渡渉できる場所はなかった。そこで靴を脱いで川に入るのだが、水は痛いほど冷たくて長くつかっていることができない。うまい場所をどうに見つけ渡渉した。ここでも30分ほどかかってしまった。結局堰堤が浅くて一番渡りやすかったようだった。
西ノ湖入口の林道 赤岩滝分岐 砂防堰堤
倒木の多い東尾根 東尾根2 東尾根3
東尾根の取付には赤いリボンがあり、その後頂上まで切れることなく続いていた。登り始めからしばらくはかなりの急登で、痩せた尾根もあった。倒木は多くあったが、藪はなく、歩きやすい。やがて1800m付近からは笹が生えた広い尾根になってくる。傾斜も少し緩み、鹿のぬた場のような水たまりも見られた。この辺からは霧が濃くなり周辺の景色は全く見えない。頂上まであと少しと思った所から突然バテ始め足がうまく進まなくなってきた。原因は分からないが標高差100mを登るのに30分以上かかってしまった。山頂は樹木に覆われ展望はない。その上霧に囲まれ付近の様子は全く分からなかった。バテたのでここで温かいラーメンを作りゆっくりと休んだ。下りは霧もあったのでGPSの登りの時の軌跡を頼りに下った。下りは体力も回復して1時間ちょっとで堰堤まで降りた。堰堤から渡渉してバス停までも30分ほどで行った。行きのロストは大違いである。 しかし、帰りのバスは30分近い待ち時間であった。日光は戦場ヶ原では草紅葉が進んでもう秋だった。今回は時間のロスやバテで宿堂坊山の周辺は歩けなかったが、今度は周辺の山も含めて歩いてみたい。
1800m手前の笹原 水たまり 山頂
周辺の案内板 東尾根 帰りの菅沼付近の紅葉
TOP 記録 2012 群馬の300山
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