筑波山 筑波山
茨城県つくば市 標高 男体山(871m)、女体山(877m)
【登山日】 2012年2月28日
【登山コース】
駐車場[6:16]→筑波山神社[6:29]→御幸ヶ原[7:33]→男体山[7:49]→[7:58]御幸ヶ原[8:10]→女体山[8:21]→駐車場[9:30]
前回の三峰山で雪山歩きは十分に堪能したので、今度は久しぶりに雪のない山を歩きたいと考えていた。そんなとき、所用で出かけた水戸の帰りに北関東道から見えた加波山が印象に残っていたので、下調べをし、筑波山とセットで登ることにした。まずは筑波山にということで、高速を走り2時間ほどで登山口の筑波山神社に着いた。ここの駐車場はほぼすべて有料のようなので近そうな市営第3駐車場に500円(前払い)で停め、出発した。 まずは筑波神社の境内を見物しながらケーブルカー駅の方に向かう。この横が今回登った御幸ヶ原コースのスタートとなる。このコースは樹林の中をケーブルカーの線路に沿って登る。傾斜もあり結構急である。やがて、登山道はトンネルに入っていくケーブルカーの線路の上を通り少し下り、再びの登りとなる。驚いたのはこんな季節のこんな時間に歩き始めるのは私ぐらいだろうと思っていたら、上から次々に降りてくる年配の方と10組近くすれ違ったことである。さすがは日本百名山であり、信仰の山だと認識させられた。最後は急な木段を登ると男体山と女体山の鞍部である御幸ヶ原に到着する。ここは広場になっていて売店もあり展望台もある。まずは男体山に登ることにする。
筑波山神社 御幸ヶ原コース登山口 ケーブルカー線路
登山道 御幸ヶ原 加波山方面の眺望
この登りから天気も良くなり始め雲の間から日も差すようになってきた。男体山の登りから後ろを振り返るとちょうど朝日が霞ヶ浦に反射して、霞ヶ浦が光り輝いて見えた。霞ヶ浦には行ったことがないのでこの筑波山から見るのが初めての景色である。最初は余りに広いので海が見えると勘違いしてしまった。男体山山頂には社と何か分からぬ廃屋のような建物があり、その向こうには電波塔も見える。ここからは今日のもう一つの目的である加波山方面の眺めも良く、筑波山双耳峰のもう一つのピーク女体山もよく見える。筑波山は関東平野にぽつんと聳える単独の峰なので周囲の眺めは最高である。男体山山頂は少し寒かったので御幸ヶ原まで降りて、まだ開いていない売店のテーブルを借りて朝食を摂った。この御幸ヶ原から北側を見ると雪を被った日光男体山や那須岳もきれいに見えた。御幸ヶ原からはそれより左側の山は男体山の影となって見えなかったが、赤城や榛名も場所によっては見えるのだろう。
男体山への登り 霞ヶ浦方面の眺め 男体山山頂
女体山 山頂標識 女体山への登り
御幸ヶ原から今度は女体山に登った。ここにも社があった。こちらの方が男体山よりわずかに高いので、こちらに筑波山山頂の標柱が設置されていた。この社の横の岩場は切れ落ちていて周囲の眺めが男体山頂上よりも良かった。こちら側にはロープウェイが設置されているので、足下にはロープウェイの下駅(つつじヶ丘駅)が見えた。次もあるので山頂を早々に辞し、帰りは登りと異なるロープウェイに途中まで沿っていく白雲橋コースを下った。弁慶茶屋付近でロープウェイの下駅への道と分かれ筑波神社へ下る。こちらも樹林が多くある。こちらからも登ってくる人にたくさん出会った。やはり百名山だからなんだろうな。
筑波山山頂標識 男体山 ロープウェイつつじヶ丘駅方面
凍結して雪の残る登山道 白雲橋コース1 白雲橋コース2
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