御袋山・吾妻山 御袋山
群馬県渋川市 御袋山(318m)、吾妻山(324m)
【登山日】 2011年2月20日
【登山コース】
渋川西小下[9:24]→乳池[9:54]→御袋山[10:01]→吾妻山[10:30]→忠霊塔[10:52]→渋川西小下[12:03]
最近、生活習慣病対策で散歩をしたりしている。渋川の町は狭く、1時間も歩くと市街地を殆ど網羅してしまう。いつも同じ道では飽きてしまうので、子供のころに歩いた裏道や友人と遊んだ場所などを日によってランダムに挟みバリエーションを付けている。そんなときに工業高校の近辺で『金井自然探索道案内図』という看板を発見した。だいぶ痛んでいて見づらかったが、携帯電話のカメラに収めた。家に帰り地形図を見ながらコースを確認すると、子供のころに友人と登った道無き山がこの案内図の中にある御袋山らしかった。懐かしさと今の時期に歩くのに都合も良かったので早速日曜日に歩いてみた。
上水道 金井配水場 探索道1 軽浜団地からの道との交差点
探索道2(日陰には雪が残っていた) 御袋山分岐 乳池
車は渋川西小学校の下の上水道金井配水場入り口のスペースに置き、浄水場脇の探索道を歩き始めた。この小学校は私が子供のころにはなく、この近辺で友人と遊んだのに、私にとっては大きく様変わりして全く初めての土地と同じだった。探索道をしばらく登ると舗装された軽浜団地への道と交差する。この道を渡りさらに進んでいくと左の上の方には軽浜団地の端の家が少し見える。右には逆川の堰堤が設置されている。登りきったところでコンクリート舗装された林道に出て、先ほど登った逆川の反対岸を下る。樹林に囲まれ暗い林道から少し明るくなった辺りで御袋山への分岐が現れる。分岐を左に登り始めると最も登山らしい急な道となる。途中左には乳池と呼ばれる水溜りのような池がある。
整備された階段状の探索道 御袋山への登り 御袋山山頂
見晴台 子持山 赤城山
さらに階段状に整備された道を登ると尾根に出て、御袋山と吾妻山の分岐となる。まずは御袋山に向かい登る。少しの登りで山頂となる。山頂には石祠が祀られ、4等三角点も設置されていた。東側にさらに進むと見晴台が設置されていて、東側の樹木が伐採されていて子持山、赤城山、群馬県庁方面の眺めが開けてなかなかの眺望である。かなり整備されていて私が子供の頃に登った面影は全くなかった。
榛名山系(水沢山、二ッ岳) 金井古墳 吾妻山分岐
吾妻山山頂 忠霊塔 吾妻山
御袋山からは尾根伝いに歩くと台地状の畑や植林のある広い場所に出る。林道に沿って案内標識に従ってどんどん進むと舗装された広い林道に出る。この林道を少しだけ下ると金井古墳、吾妻山、金島ふれあい公園の分岐交差点に当たる。まずは金井古墳を眺め、吾妻山に向かった。吾妻山は標識通りに進むと山頂手前が倒木や蔓の巻いた木に塞がれかなり荒れていた。どうにか山頂に着くとここにも石祠が祀られていた。ここからは先ほどの交差点まで戻り金島の集落まで降りることにした。途中から林道をそれ細い道を下ると神社と忠霊塔のある場所に出た。さらに下り集落に出て、下から吾妻山を写真に収めた。ここからは吾妻山方面に戻るつもりで歩いていると石の鳥居が荒れたように畑の端にあった。この鳥居に興味があり、くぐって進んでみると何もなく、さらにその裏を上がると先ほどの林道に出た。家に帰ってネットで調べてみると吾妻山の山頂が吾妻神社で、先ほどの石の鳥居はその山頂神社の入口が荒れ果てたものらしかった。帰りは来た道を忠実に戻りかえった。山歩きと散歩道の中間ぐらいの歩きだったが、御袋山見晴台からの眺めは素晴らしく今の時期に歩くのにはちょうどいいコースではないかと思う。
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