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今年の初登山は『群馬300山』で登り残していた下仁田町の大山とした。以前に金剛ノ萱に登ったときに登山口を探したが分からず、それ以来なかなか登る機会がなかった。今回はネットで情報も集めたが、登山口に関しては相変わらず良くは分らなかった。とりあえず、高倉集落まで行って付近を散策して確認することにした。下仁田の町から清流荘方面に入り高倉集落に入った。集落内は狭く車を停める場所がない。集落内を行ったり来たり２往復して登山口らしいところの目安を付け、集落の手前清流荘側の路肩にスペースを見つけ車を停めた。集落手前で橋を渡り、右にショートカットの歩道があるのので登り、集落の中心部に向かう。ちょうど作業をしている地元の方がいたので、登山口を聞くと丁寧に教えてくれた。登山口は集落の中心部にあり、社と消防ホースの赤いケースがある交差点を左に登る。登ると左側に家があり、正面にはお墓が見える。大山に登るにはこのお墓の脇を植林地に入って行く。道はいきなり急登の尾根となる。赤いビニールテープやビニール紐でマーキングされ分かり易くはなっている。ひたすら植林地を登ると尾根は杉の植林地と雑木の境界となり木々の間から稲含山も見えてくる。さらに進むと周りは雑木林となり、脆い岩のさらに急で木々に掴まらないと登れない尾根となる。息を切らしながら登りきるとそこが大山の頂上だった。登山路はほぼ一直線に山頂に向かっていたようだった。山頂は木に覆われあまり天望は良くなかったが、木々の間から稲包山が間近に見えた。一休みして帰りは来た道を忠実に戻った。
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