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最後の一山は、今回冨士浅間山の記録をネットで見つけていたときに偶然発見した、冨士浅間山の近くにある冨士浅間山で、別名が三峰山あるいは宮室山と呼ばれる山だった。殆ど登山記録はなく、今回ネットで偶然に見つけた一つだけだった。場所は南牧川を下仁田方面に戻ったとき、四ッ又山と川を挟んで反対側にあるピークである。入り口は分かりづらいが、南牧川沿いの有恒鉱業という看板のある工場から１０ｍほど下仁田側に進んだ地点から東に中ノ萱林道に入る。しばらく進むと堰堤があり、木戸沢砂防ダムとある。ここを道なりに山に入っていくと左にコンクリート舗装された支線が分岐している。ここがネットにあった登山口だった。ここに車を置き、支線をどんどん中に進んでいく。やがて終点となった地点から左の斜面を強引に登り上げると山頂に続く稜線に出て、しばらくで山頂に到着した。山頂には先ほど登った冨士浅間山と同じように祠と山頂標識があった。標識の裏には山名に関することが書かれていた。どうも山名に関して地元と昭文社の記載で少し揉めているようだった。帰りは山頂からテープでマーキングのされている南西方向に稜線に沿って下った。最後は急な斜面となるが、真下に駐車したマイカーが見えた。どうやらこの尾根の末端が支線との分岐になっていたようだった。他では余り知られていない山とはいえ、地元の冨士浅間信仰の山として昔から登られている正に里山であった。
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