冨士浅間山(月形山) 冨士浅間山
群馬県南牧村 標高 898m
【登山日】 2010年12月19日
【登山コース】
下底瀬[11:23]→[12:31]冨士浅間山[12:46]→焼山峠[13:00]→下底瀬[13:35]
大津から戻り今度は冨士浅間山を目指す。登り口は塩沢からと底瀬からの2通りがあり、どちらからも焼山峠を経て山頂に登るらしかった。余り深くは考えずに下底瀬からのコースとした。南牧川沿いの道を六車から大屋山登山口方面に入り、底瀬を目指すが登山口が分からず上底瀬と下底瀬を何往復かしてしまった。ここらしいと当たりをつけた場所は見つかったが自信もなかったので、歩いていた老人に聞くと詳しく親切に教えてださった。私の思った場所で間違いはなかった。そこは公民館の脇で入り口には九十九谷登山口の標識があった。民家に脇を通り少し登ると小さな滝が流れ落ちていた。その上は道が広くなり沢の奥に続いていた。そこから正面いは大きな堰堤が見えた。道はその堰堤の手前で左に分岐していた。先ほどの老人の話によると焼山峠へは沢沿いに真直ぐ進むとのことだった。左に進む道は九十九谷に続いているようで標識も付けられていた。沢沿いに進むと沢側には何のためか分からないネットが数メートルに亘って設置された。しばらく歩いたところで沢には丸木の橋が架けられていて右の斜面のほうに道が続いていた。ビニールテープも付けられていたし、踏み跡もハッキリしていたのでこちらの道に進んだ。いろいろな色のビニールテープを拾いながら斜面をジグザグに登った。最後は林業関係者が巻いたと思われるピンクのテープでテープが途切れた。ここで地形図を見るとどうやら焼山峠へ向かうのとは違う道を進んで、だいぶ南に来たのが分かったので方向を定め、斜面を強引に登り、冨士浅間山南の稜線上に出た。山頂はすぐ北側にあり、祠と山頂標識が設置されていた。周りは木に覆われ眺望は殆ど得られなかった。帰りは焼山峠を確認しようと北側に尾根を辿ったが、これも途中でマーキングのテープが途切れて焼山峠を確認することはできなかった。ここからは斜面を選んで下の沢まで降りて、沢沿いに戻った。沢には踏み跡らしきものもあり、石垣の後も見られた。しかし、踏み後がハッキリしないところも多く、倒木が沢を塞いでいるところも多かった。最終的には登りの丸木橋分岐に出たのでこの沢が地形図の点線の道で、先ほど斜面を下った地点の少し奥に焼山峠があったかもしれなかった。この山は数年前の台風のせいか、道が荒れており、きちんとした地図読みができないと私の登ったコースは難しいと思う。
下底瀬の集落 登山口 堰堤
ネット 登りと降りの分岐点 山頂標識
山頂の祠 マーキングが切れた地点 沢の石垣跡
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