赤沢山(四万) 赤沢山
群馬県中之条町、みなかみ町 標高 1,454m
【登山日】 2010年12月 6日
【登山コース】
林道ゲート[10:52]→登山道合流[11:13]→赤沢峠[12:14]→赤沢山[12:35]→万沢林道下降点[13:20]→大崩落地[13:38]→林道ゲート[13:58]
大戸屋山に続いてどこに行こうかと考えたが、一昨日登った大須山の続きである赤沢山に行くことに決めた。ひとつは林道の続きがどうなっているのか知りたかったからである。沼田から猿ヶ京に向かい法師温泉方面に向かう。この道は以前に保登野山に登るときに来た道である。やがて道は法師温泉手前で赤沢スキー場にでる。赤沢峠から稲包山に登るにはここからスタートする。しかし、今回は林道の様子が知りたいことと霧峠のようにゲートが開いているかも知れないと思い、スキー場の下から万沢林道に入った。林道は枯葉に覆われ、細かい落石もあり、舗装はされているものの余り状態は良くなかった。それでも2WDの軽自動車で登れる程度だった。林道は右に廃屋となったプレハブ小屋を見て、その先にゲートが設置されていた。ゲートは霧峠とは違い完全に施錠されていた。地形図を見ると林道の先から登山道と合流してるようなのでプレハブ小屋の脇に車を停めて、ゲートの先へと歩き始めた。
万沢林道 林道ゲート 181号鉄塔(南新潟幹線)
林道分岐 登山道との合流地点 登山道
林道を登ると脇には南新潟幹線の181号鉄塔が現れた。霧峠のあの鉄塔から続いている送電線である。30分ほど歩いたところで林道は右への分岐が現れる。分岐の道には稲包線(自動車道)とあり、舗装はされていないがしっかりした道となっている。これが地形図にある分岐のようで、ここを行けば赤沢スキー場からの登山道と合流するようだった。しばらく進むと右から登山道が合流しており、そこには案内標柱と朽ちた案内板が地面に置かれていた。ここからは登山道を赤沢峠に向けて登った。登山道は林道とほぼ平行しており、途中からは下に林道が確認できた。峠手前では林道を2台の車が霧峠方面から走る姿が見えた。林道は繋がったのだろうか?と思いながら眺めた。赤沢峠の東屋に到着したところで一休みし、いよいよ藪に覆われた赤沢山を目指すことにする。距離はそれほどなく笹薮もそれほど濃くなくどうにかなりそうである。いよいよ突入するとやはり雪をラッセルするのと同じようにだんだんと負荷が掛かり息が切れてくる。それでも休み休み進んでどうにか刈払いされた山頂に着いた。山頂だけ笹は刈り払われ三角点と数個の山名板があった。山頂近辺を藪を漕ぎながら少し歩き回り周辺の眺望を楽しんだ。谷川連峰方面の平標山、仙ノ倉山、万太郎山そして上越国境稜線の上ノ倉山などをカメラに収め赤沢峠まで戻った。まだ時間もあるので稲包山にも行けたが少し疲れてしまい帰ることにした。
赤沢峠東屋 赤沢山への登りの笹薮 山名板
万太郎山方面 平標山、仙ノ倉山 上ノ倉山方面
赤沢峠から少し降りたところに『四万温泉7.8km 法師温泉4.2km』の道標がある。この右に道らしき刈払いがあり下の万沢林道に降りているようだった。先ほど走っていた自動車のことも気になるのでここを下った。道は予想通り万沢林道に降りていた。ここからは舗装された林道を下った。林道は登りのときの林道分岐の少し先で大崩落していた。コンクリートで覆われていたと思われる法面がすべて崩れて道を塞いでいる状態で歩くのにも瓦礫を越えるので気を使わないとならないほどの大崩落である。これは修復には大工事が必要で予算のかかる状態なので修復はされないのではないかと思った。先ほどの車は霧峠方面から来てここで折り返したようだった。下山後は折角なので日帰りで法師温泉に入ろうと長寿館に行ったが日帰り入浴は13時半までとのことで残念ながら入ることはできなかった。仕方がないので猿ヶ京にある「まんてん星の湯」に入り帰宅した。
この標識から下り万沢林道へ 林道途中の景色 大崩落現場
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