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最近は『群馬300山』の中から未踏の山を選んで登っている。今回は旧新治村の遊神館から四万へ抜ける秋鹿林道を進み大須山と川手山に登ろうと出かけた。以前に雨見山に登ったときにこの林道は走ったが、川手山森林公園から先がどんな様子が分からないので、とりあえず行ってみて判断しようと出かけた。遊神館から先はすぐにダートの道となる。車高のあまり高くない2WD車としてはお腹を摺らないように慎重に進んでいく。川手山の森林公園を過ぎても道はどうにか通れ霧峠まで行くことができた。ここには送電鉄塔の巡視道路が稜線に沿って走っている。岩本山方面はゲートが開いていたが、大須山に行く北側はゲートが塞がっていた。そこであまり深く確認せずに車を停めて出発した。ところが帰りにゲートを確認すると鍵は掛けられておらず簡単に開いた。林道は雪はあるものの霧峠までの林道より舗装されているので状態は良く簡単に紅白鉄塔まで行くことができたようだった。そんなことは知らずまずは霧峠から林道ではなく新新潟幹線200号鉄塔へ向かう稜線を歩き始めた。この鉄塔の後は巡視道路に出て紅白鉄塔を目標に歩いた。この稜線には新新潟幹線ともうひとつ南新潟幹線が平行に走っている。林道の途中には熊の糞があり、脇には熊棚と思われるものも見受けられた。この山域には熊が生息しているようだ。日陰には雪の残る林道を登ると1時間ほどで紅白鉄塔に達する。『群馬300山』ではこの鉄塔から山頂までは駆り払われているとあったが、それらしき様子がなかったので紅白鉄塔の周辺を探し、最終的には笹薮をを少しだけ藪漕ぎし山頂に到着した。藪はそれほど濃くなかったが三角点はすっかり笹に隠れていた。辺りを探すと少し離れた木に山頂標識も掛けてあった。北側を眺めると上越国境は雪模様で雲に覆われていた。この山は面白くもないが、この巡視道路を雪のない季節に赤沢山方面まで走ってみたいものである。(ネットの情報ではサイクリングサークルが赤沢山方面から走った記録があった。それによれば赤沢山付近で道が大崩落しているとあった。)
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