天狗山(旧利根村) 天狗山
群馬県沼田市 天狗山(1,000m)、高戸谷山(1,073m)
【登山日】 2010年12月1日
【登山コース】
市営駐車場[12:23]→吹割の滝分岐[12:28]→登山口[12:45]→林道[13:07]→天狗山[13:44]→高戸谷山[13:57]→市営駐車場[14:50]
旧利根村追貝にある吹割の滝付近の天狗山に登ってきた。突然思い立って登ったので予備知識ゼロで出かけた。唯一の記憶は吹割の滝遊歩道途中に天狗山への案内板があったことだけである。沼田から120号線を追貝に向かい、吹割の滝手前の市営駐車場に車を停めた。もう吹割の滝は季節はずれで、橋の手前の遊歩道への入口は危険防止のため通行止となっていた。私は吹割の滝に向かうのではないということで、遊歩道に入った。遊歩道をわずかに歩くとすぐに天狗山への雑な案内板が設置されていた。ついでなので吹割の滝を上から眺め、案内板に従って天狗山に向かった。道はすぐに舗装道路となり、リンゴ畑が脇にある道となる。これで本当に天狗山に行けるのかと不安になり、辺りを行ったり来たりしながら確認した。とりあえず舗装された道を進むと天狗山への案内標識が現れ、間違いはなかったようだった。舗装道から天狗山に向かう道も踏み跡が薄く、不安になるほど手入れもされていないし荒れていた。しかし、途中途中にビニールテープが結び付けてあったのでここに違いないだろうと、樹林の中をジグザグに登った。道は植林地の手入れのために入った踏み跡などが分岐していて非常に分かりづらい。どうにか最上部まで登ると突然、舗装された林道の突き当たりに飛び出した。道は北の方から登ってきているし、カーブミラーも設置されていた。このまま林道を進むと戻ってしまい天狗山に登れそうな気配がしなかったので、地形図に従い林道を離れ、南側の尾根を強引に登った。藪というほどのものはなかったが、とげのある若木があって衣服が引っかかったり、手を引っかいたりした。どうにかピークらしきところにくると南側に大楊山などの老神温泉東側の山並みが見えた。このピークには左からしっかりした道が登ってきていた。天狗山はここからもうひと登りする場所にあった。最後は急な岩場を登ると祠の設置された天狗山に到着した。ここからの展望は素晴らしく日光白根山や皇海山が見え、先日登った水行寺山も林道が鉢巻のように巻いている姿が見えた。この先に高戸谷山と呼ばれるピークもあることは記憶していたので北側にしばらく尾根を辿った。高戸谷山は天狗山に比べると展望もない山頂だった。帰りは踏み跡を忠実に戻ると先ほどの舗装林道の先の階段に出て来た道に戻ることができた。12月にしては陽気の良い日で薄着でも汗をかくほどだった。結論としては高戸谷の集落から舗装林道に入り、階段から登るのが、道も良いし分かりやすいと思う。
雑な案内板 吹割の滝 植林地の登り
上部の舗装林道 南尾根の登り 大楊山方面
天狗山 皇海山 峰山、錫ヶ岳
高戸谷山 水行寺山 林道から登山道への階段
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