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いよいよ冬になってきたので地元の里山歩きを始めた。最初は皇海山から連なる尾根の末端にある水行寺山に出かけた。国道120号線を沼田方面から走り、吹き割れの滝のお土産屋街を抜け尾瀬市場先を右折して平川の集落に入る。降りると左手に平川小学校がある。その前の橋を渡り対岸の道を道なりに進む。道が峠のような最も高いところに来た辺りで左に入る道に『林道鬼岩線（起点）』の看板があるのでこれを入る。するとすぐに野生生物よけのゲートがあり閉じていた。鍵はかかっていないのでこれを開閉して進む。このゲートの真上には送電線が走り、ゲートのすぐ脇に送電鉄塔（190の番号の看板がある）がある。林道は舗装された走りやすい道で枯葉も片付けられている。しばらく走ると今度はこの先ゲートがあり一般車進入禁止の看板があるが、これも先に進むとトラ模様の遮断機が開いていて進める。この林道をどんどん進み林道最高点に達したところが水行寺山への最も近い取り付き点となる。カーブミラーの設置された地点から北に向かって尾根を登ると数分で山頂に着く。山頂は木に覆われているが今は葉も落ちて付近の山々が見渡せる。山頂にあったＧさんの山頂標識が打ち付けられた木は根元が朽ちてしまったようで倒れていた。山頂には他にすかいさんの標識と良く見るカードサイズの標識が付けられていた。下山して、地形図にはない水行寺山から先の林道を少し下り、展望地から男体山、峰山、錫ヶ岳、皇海山などの眺望を楽しんだ。
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