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4月5月の年度当初は公私共に忙しくて、以外と山歩きができない。久しぶりなので未踏の山で、軽めのところを物色して、難読山名として有名な（？）閼伽流山（あかるさん）に登る事にした。しかし、わざわざ長野県まで行って、2時間程度の山に一つ登って帰ってくるのはもったいない。そこで閼伽流山周辺の山を幾つか選んで登る事にした。その最初が明巖山（みょうげんさん）である。まずは高速道を利用して佐久ＰＡで降りて一番離れた明巖山に向かった。佐久ＰＡはＥＴＣ専用の出入口だが、娯楽施設やスキー場などが付属しているせいか、ごちゃごちゃしていて道が分かり辛い。どうにか佐久方面に出てまずは志賀川沿いに進む。やがて駒込集落を抜け、上り坂を上がると牧場があり、その先に「吉巾(よしはば)池」と呼ばれる池が見える。ここは釣りの名所なのか朝早いというのにもう十台近くの車が停まり、釣り人がいる。この池の終わりの三角屋根の建物脇から林道に入る。林道を進むとやがて左に分岐する志賀山林道がゲートで塞がれている。ここが明巖山の登山口となる。車を停めて林道を歩き始めると林道は下っていてすぐに左手に八ヶ岳を背景として鋭鋒明巖山が見える。林道はすぐに終わり植林境界の急な斜面を登ると山頂となる。準備運動にもならないほど簡単に登れてしまった。しかし、鋭鋒ゆえか眺めは良く残雪の八ヶ岳が見事である。
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