千駄木山 千駄木山
群馬県安中市、下仁田町 標高 997m
【登山日】 2009年12月 6日
【登山コース】
67号鉄塔[11:07]→荒船妙義林道[11:29]→千駄木山[11:48]→66号鉄塔[11:29]→67号鉄塔[11:48]
黒岩山から降りて、道を下仁田方面に下った。ネットで見たクタビレ爺イさんの記録では中野集落奥の林道から送電巡視路を使って妙義荒船林道に出て千駄木山に登っていた。これが近そうだったので、大山山頂で行くことに決めて、この記録のプリントアウトも持たずに急遽登る事にした。記録の細部はうろ覚えで小出屋まで行き、中野集落に向かって進んだ。最後の人家が終ると作業道何号かの黄色い標識があったので、それを踏み跡がはっきりした左に入りもう一つの分岐も踏み跡が濃そうな方に入って進んだ。道は轍が深くなっていくが私のノーマールな経自動車でも大丈夫なのでどんどん進んだ。途中にはクタビレ爺さんの記録の写真にあった石像の集まりにもであったので安心して更に進んだ。ちょうど広く車を停められそうなところが67号鉄塔への入口となっていたのでそこで降りた。どちらに行けばいいのか分からなかったので、67号鉄塔の基部まで登ってみた。すると斜面の上に妙義荒船林道のガードレールが白く見えたので、進むべき方向は確認できた。駐車地に戻り前後の林道を調べたが66号鉄塔への誘導標が分からなかったので、適当に植林地を林道方向に向かって登り始めた。これが大間違いで斜面はどんどん急になり、木につかまりながら這うようにしてどうにかガードレールまで登り林道に出た。ここまでで疲れ果て汗びっしょりになっていた。とりあえず、千駄木山には西から登り東に降りる周回登山をするつもりだったので、林道を西に歩いた。林道の下のほうからは犬の鳴き声、猟の銃声などが聞こえた。少し遠そうだったので安心はしたが登山中に近くで猟をしているのは嫌なものである。林道は枯葉に覆われ落石も多く、草もぼうぼうでもう車両が通れるものではなかった。西から適当に取り付くと急な斜面をしばらく登っただけで山頂に到着してしまった。ここにも山名板は設置されていた。木の間から周りの眺望を楽しみ西方向に進んだ。稜線は左が切れ落ちた崖で、進むと細くなったり広がったりしながら西に向かって踏み跡がしっかりとついていた。林道を跨ぐように送電線は張ってあり、その林道部分を支える66号鉄塔に近ずくと稜線は急な下りで細くなり岩場って来た。かなり慎重に下り終えるとそこは妙義荒船林道で、左には66号鉄塔が聳えていた。66号鉄塔の反対側は67号鉄塔への巡視路となっており、これを下るとさっきの登りとは比較にならないくらい快適に進む事が出来た。最後に車で通った作業道に合流した。ここには木に赤いペンキで火の用心と書かれ、鉄塔の黄色い標識もあった。登りでここを見逃してしまったようだった。ここから林道を戻り車に帰った。千駄木山だけを登るにはこの巡視路利用が最も近いようである。
67号鉄塔 作業林道 植林の急な斜面
妙義荒船林道 大山方面の眺め 山頂
山名板 高岩方面の眺め 岩ばって痩せた尾根
林道から67号鉄塔への巡視路入口 巡視路 巡視路と作業林道の合流点
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