ぶどう岳・新三郎 新三郎
群馬県上野村、長野県北相木村 ぶどう岳(1,622m)、新三郎(1,681m)
【登山日】 2009年11月 3日
【登山コース】 ぶどう峠[7:57]→ぶどう岳[8:41]→送電鉄塔[9:00]→[9:41]新三郎[9:52]→ぶどう岳[10:52]→ぶどう峠[11:31]
10月25日に失敗した奥利根スキー場の向山に再挑戦しようかと考えていたが、群馬県北部は天気が悪いらしいので、南部の上野村周辺の山に出掛けることにした。とりあえずネットで調べ、まだ未踏のぶどう岳、新三郎、マムシ岳、船坂山、品塩山、天望山などが候補となった。その中でぶどう峠への道が登山口となるぶどう岳、新三郎、マムシ岳に決めて家を出た。高速道路を利用して下仁田ICへそして南牧村に入るが、青倉への分岐付近にバイパスができたり、桧沢集落から湯の沢トンネルへの道が変わったりしていた。上野村楢原からぶどう峠へ向かうと、道は標高が上がるほど昨夜の雪で路面は白くなっていた。ノーマルタイヤなので大丈夫かと不安になったが、滑ることもなくぶどう峠に着いた。
ぶどう峠 ぶどう峠の取付き 笹藪
ぶどう峠に車を停め支度をした。まずはぶどう岳への取り付きだが、笹藪に細い切れ目はあるが雪に覆われたかなり背の高い藪である。荷物の中からスッパツを探したが忘れてしまったようだった。仕方なく笹藪に飛び込んだ。この藪には細い道が付いているが、笹の背が高く(私の背より高い)、昨夜の雪がたくさん付いているのでしばらく進んだときにはもう全身雪だらけとなってしまった。ここでカッパを着れば良かったと後悔するがもう遅い。いつもあまり考えずに行動してしまうので、こんな風に後悔ばかりだ。この藪は数十メートルあるらしいので諦めて進み、藪を抜けたところで全身の雪を払った。まだ朝で寒いせいか雪は払えば濡れることはなかった。
御座山 枝に着いた雪 登山道
両神山 赤久縄山 ぶどう岳
笹藪を抜けるとこの後には藪はほとんどなかった。ぶどう岳に向かう稜線には小振りな岩場が2か所ほどある。小振りではあるが急峻で、コースを選ばないと登れない。最初だったので律儀にひとつひとつ登った。岩の上からの眺めは素晴らしく、両神山、赤久縄山、八ヶ岳そして目の前には御座山と寒くて空気が澄んでいるので良く見える。雪の付いた岩場を注意しながら進むと予定より時間がかかってぶどう岳に着いた。稜線上の木々はもうほとんどが落ちているので、山頂からの眺めは良い。風も強く、辺りは雪だらけなので休まず進む。ぶどう岳からはほぼ下りで、正面には送電鉄塔や今日の第一の目的地の新三郎も見えてきた。下りきったところに2つの送電鉄塔がある。ここからは送電巡視路に従って再び登る。登り上げたところで、送電巡視路と新三郎への道が分岐する。新三郎へは左へ進む。ここには道の両側に腰丈ほどの笹があり雪をかぶっている。
新三郎(左)と送電鉄塔  送電鉄塔 新三郎への登り
分岐から登り上げ再び下ると岩場に当たる。このまま真直ぐ進めるようだが、雪の付いた岩場がいやなので左に巻いて進む。(帰りは直進で来たが数箇所急峻な岩場があり難儀した。)ずっと巻いて、最終的には新三郎手前の鞍部で稜線に戻った。急な岩場を登ると新三郎の山頂標識が3枚付いた山頂に着く。山頂は細い岩場で、北側の眺望はあるが、南は松などに覆われ良く見えない。相変わらず山頂は風が強く寒いので水分補給して戻った。
新三郎山頂 八ヶ岳 ぶどう岳
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