笠ヶ岳 笠ヶ岳
群馬県みなかみ町 白毛門(1,720m)、笠ヶ岳(1,852m)
【登山日】 2009年 7月20日
【登山コース】
駐車場[6:30]→ヒノキのウロ[7:44]→松ノ木沢ノ頭[8:42]→白毛門[9:23]→[10:24]笠ヶ岳[10:41]→白毛門[11:56]→駐車場[13:35]
昨日はドライブばかりが長くて山歩きが短く終ってしまいいささか不満を感じたので、本日はドライブが短く山歩きの長い谷川岳周辺を歩こうと出かけた。昨夜は早めに寝たので、5時に目覚めた。コンビニで朝食と昼食を仕入れて土合に向かった。最初は谷川岳から茂倉岳に抜けて土樽駅に降りて電車で土合に戻るコースを考えていたが、谷川岳は雲を被っていたことそして土合駅の駅前にはたくさんのテントが張られていた事などから混雑が予想されて嫌気がさしてしまった。そこでサディスティックではあるが再び標高差1,000mの白毛門に登り上げ、前回悪天候のために行かなかった笠ヶ岳、朝日岳まで足を伸ばしてみようかと予定を変更した。
まだ雲を被っている谷川岳 雲が薄れてきた谷川岳 鎖の付いた岩場
松ノ木沢ノ頭から見た谷川岳 松ノ木沢ノ頭から見た白毛門 土合方面(遠く子持山)
白毛門登山口にはたくさんの車が駐車されていた。多分、この3連休を利用して馬蹄形縦走をやろうという人達も多いのでこの数なのだろうと思った。駐車スペースを見つけ支度を始めるとヘルメットを被った沢登りらしい人達が2組支度をしていた。そう言えば前回も沢登りの人に白毛門の頂上で会った。白毛門沢は沢登りには良いのだろう。いきなりの急登を歩き始めると日は出ていないものの気温は高く蒸し暑い。バテないように極力ペースを落としゆっくりと登る。前回1時間ほどで着いたヒノキノウロにも15分ほど余計に掛かって到着した。少しずつ天気は良くなってきているが谷川岳の山頂付近には相変わらず雲がかかっている。しばらくすると雲が流れ少し日も差してきた。しかし、涼しい風もありだんだんとペースが上がってきた。松ノ木沢ノ頭に到着すると谷川岳も頭頂部を除き姿を現し、後ろには青空が見える。白毛門も青空をバックに姿を現している。白毛門への急な道を登ると途中には前回見られなかったウツボグサ、オオバギボウシなどが咲いており、ニッコウキスゲも前回より数多く咲いていた。白毛門山頂に着くとすでに2,3組が休んでいた。
白毛門山頂手前のピーク 白毛門山頂 笠ヶ岳のニッコウキスゲ
笠ヶ岳避難小屋方面 笠ヶ岳山頂 清水峠方面
天気は回復して今日は笠ヶ岳、朝日岳そしてその左には谷川岳、武能岳が見える。一通り眺望を楽しんだ後に水分を補給して気がついたのだが、暑いせいで水分消費が予想以上に多く、2リットル持ってきた水もあと500mlしか残りがなくなっていた。この時点で朝日岳へ行くのは無理になったが笠ヶ岳までならどうにかなりそうだと思い出発した。笠ヶ岳までは白毛門から大きく下り、その後小さなアップダウンを経て最後に急な道を一直線に登る。この最後の急な登りがキツク、疲れてしまった。笠ヶ岳山頂では馬蹄形の山々の眺望を楽しみ昼食を摂りながら体力回復をはかった。笠ヶ岳避難小屋や山頂付近には遠くから黄色く見えるほどニッコウキスゲが群生していた。ここで休んでいる間にも朝日岳方面から馬蹄形縦走してきたらしい大きなザックを背負った人達が2組通り過ぎって行った。休憩で体力を少し戻したので、後は慎重に水分補給しながらゆっくりと登山口まで下った。
巻機山方面 笠ヶ岳から白毛門への稜線 朝日岳
松ノ木沢ノ頭 雲のとれた谷川岳 武尊山方面
TOP 記録 2009 群馬百名山 群馬の300山
inserted by FC2 system