土鍋山 土鍋山
長野県須坂市、群馬県嬬恋村 破風岳(1,999m)、土鍋山(1,999m)
【登山日】 2009年 7月19日
【登山コース】
毛無峠[9:58]→破風岳分岐[10:18]→土鍋山[10:46]→[11:18]破風岳[11:30]→毛無峠[11:53]
3連休の日曜日は天気がはっきりしない。一応山に出かけるつもりで考えていたが、早朝5時に一度目覚めると外の天気は曇天のようなので二度寝をする。再び目覚めるともう7時を大きく過ぎていた。布団から抜け出し外の天気を確かめると日が差しているではないか。急遽予定通り、万座の土鍋山に出かけることにする。
毛無峠(左後は土鍋山) 破風岳と登山道 毛無峠と毛無山
時間も遅いので近隣の子持山でもいいかとも思ったが、やはり未知の山の魅力が勝って長距離ドライブとなった。この吾妻渓谷を経て草津に向かう道は観光道路だと思うのだがつぶれたコンビニがたくさん目に付く。私が知っているだけでも旧子持村、旧小野上村、郷原駅付近、矢倉駅付近と4軒はある。そんな事を考えながら行くと吾妻渓谷の遊歩道は観光客がたくさん散策していた。この辺りからは、八場ダム工事の関係で通るたびに景色が変わっている。家から1時間ちょっとで大津の交差点を抜けたのでいつも通りの時間で渋滞もなく順調だった。しかし、草津の町を抜け、志賀草津道路に入ると2箇所で工事を行っており、片側通行となっていて渋滞する。また湯釜付近も駐車場に車が入りきれずに渋滞していた。湯釜への道には蟻の行列のごとくたくさんの人が列をなしていた。湯釜から先は順調で万座温泉、毛無峠と進んだ。毛無峠には7,8台という予想以上の車が停められていた。御飯岳への登山道が刈り払いされて歩きやすくなったせいだろうかなどと考えたが、しばらく見ていると小串鉱山跡やここからの景色を楽しむ観光客がほとんどだった。それでも車は入れ替わり入ってきていた。
破風岳直下 御飯岳 破風岳分岐付近
支度を整えまずは破風岳を目指して歩き始めた。いきなり高度を車で上げて歩き始めたせいなのか、歩き始めは息が苦しい。もちろん破風岳までは急な斜面をジグザグに登るからもある。ゆっくり息を整えながら登るとだんだんペースもつかめてきた。ペースが上がり始めたあたりで傾斜は緩み、破風岳分岐に着いてしまった。破風岳山頂は帰りにして、土鍋山方面に進む。破風岳はテーブル状の山で西方向に緩やかに広がっている。この平坦な笹原を土鍋山に向かって進むと笹の丈は伸びてくるが刈り払われていて歩きやすい。足元は湿地で水のたまっている場所もあるがそれほどでもない。しばらく進むと乳山牧場への分岐に出た。案内板には『←土鍋山、五味池→』と書かれていた。破風岳から土鍋山への稜線の端に出ると土鍋山が正面に見える。ここから鞍部まで下り土鍋山に登り帰す。土鍋山山頂手前は樹林の中をくぐるようになっており、ネットで見た危うい木製の梯子とトラロープもあった。ここを慎重に通過し笹腹の中の山頂に出た。山頂手前には浦倉山へ5.8kmと書かれた分岐もあった。山頂は破風岳方向が開けて北側の眺めが良い。
五味池、土鍋山分岐 木製梯子 土鍋山山頂
山頂には先行したグループの荷物が置いてあり、戻ってくる声も聞こえたので狭い山頂をすぐに辞して破風岳へ戻った。破風岳の山頂は周囲の眺めも良く、ここに来るだけなら毛無峠から30分もあれば十分だから手頃かもしれない。ここでゆっくりと昼食を摂りながら休憩した。しばらくすると日差しも薄れ、天気も怪しくなってきたので急いで下山した。車に戻るとすぐに雨が降り始めたので、老ノ倉山、黒湯山、万座山などこの近辺でついで登ろうと思った山々も諦めて帰途に着いた。結局運転4時間、歩行2時間というもったいない山行となった。
土鍋山頂より見た破風岳 破風岳山頂 毛無峠への下り
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