子持山 獅子岩
群馬県渋川市、高山村、沼田市 標高 1,298m
【登山日】 2009年 4月 7日
【登山コース】
子持神社[8:24]→ソゲ石[9:01]→[9:22]仏岩[9:32]→炭釜[9:53]→[10:10]浅間山[10:20]→大タルミ[10:46]→柳木ヶ峰[11:12]→[11:30]子持山[11:51]→柳木ヶ峰[12:01]→獅子岩[12:26]→電波塔[12:46]→6号橋[13:10]→子持神社[13:32]
最近山を歩いたときに右の靴に水が入ってしまった。入り方が激しく、しみこんだという感じではなかったので、家に帰ってから調べてみると靴の裏側が割れていた。靴を購入した店に靴の裏の張替えを相談してみると、靴の裏側だけでなく、靴の内側の芯も割れている可能性があり修復してもそれほど持たないのではないかという事だった。修復にも数週間かかるとのことだったし、すぐにでも山にも行きたいので新しいものを購入する事にした。今回はその新品の足慣らしを兼ねて近くて良い山、そしてホームグランドでもある子持山に出かけた。
子持神社鳥居 万葉歌碑横の登山道 舗装林道脇の登山口
できるだけ長い距離を歩いて、新品の靴の感触を確認したいのと、早く足に慣らしたいので子持神社から浅間山(センゲンサン)、子持山、獅子岩の子持山馬蹄形周回をすることにした。車は、新しく出来た登山用の駐車場ではなく、子持神社に停めた。子持神社からは石段を登り万葉歌碑の横から登り始める。踏み跡の通り進むと杉の植林地に出て道が薄くあいまいになる。植林地より手前で右に登り上げたほうが正解のような気がする。どうにか植林地から岩尾根を登り舗装された林道に出る。ここから10mほど林道に従って左に進むと登山口の標識がある。ここからの道は昨年末に歩いたときには棘のある植物が茂っていて歩き辛かったが、最近登山道が整備されたようで刈られていた。ここからは急な踏み跡を登るとしばらくで尾根コースと書かれた看板のある尾根の上に乗る。後は尾根に沿って浅間山まで進むだけである。
ソゲ石 仏岩 仏岩先から見えた榛名山、浅間山
尾根上には雪はないがまだ木々は冬の状態のままだった。浅間山(センゲンサン)まではいくつかのピークを越えていくが、最初のピークにはソゲ石の案内標識が付けられていた。次のピークにはいくつかの石祠と仏岩の看板が下げられていた。この付近は松林になっており、ここを下ると左側斜面はまだ低木の杉の植林地帯となる。ここからは植林が低木のため榛名山、浅間山などの眺めがいいので休憩する事にした。今日は天気も良く風もさほどないのでまるで春の山である。更に進むと次のピークが炭釜の案内標識が付けられた場所である。ここは6号橋に降りる道との分岐である。そして最後のピークがこの尾根の最も高いピークである浅間山となる。ここからは獅子岩から柳木ヶ峰、子持山へと続く尾根を見渡す事が出来る。
子持山から獅子岩への稜線 炭釜 浅間山
十二 柳木ヶ峰 子持山山頂
浅間山からは、柳木ヶ峰へと続く稜線を下り、顔のような祠のある十二、7号橋方面への分岐である大タルミを経て、ロープの張られた急斜面を登り柳木ヶ峰に出る。平日だというのにここまでで2人の登山者とすれ違った。更に登り、子持山の山頂に着くと2組5名の登山者が休んでいた。陽気が良いのでこんなにもたくさんの登山者がいるのだろう。山頂手前の展望地で休み、昼食を取った。山頂から柳木ヶ峰、獅子岩へと進み、獅子岩では上に登り展望を楽しんだ。獅子岩からは電波塔方面に下り、6号橋に出て舗装された道を子持神社に戻った。かなり歩いたので新品の靴にも慣れることが出来た。まだ子持山は春にはなっていなかったが、これから一ヶ月ちょっとで一気に春の様相となり、新緑とツツジの花に覆われた山になるだろう。
山頂から谷川岳 獅子岩の上 電波塔付近
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