榛名天狗山 榛名天狗山
群馬県高崎市 標高 735m
【登山日】 2009年 1月25日
【登山コース】
登山口[11:11]→金鑚神社石碑[12:09]→天狗山[12:17]→西峰[12:22]→天狗山[12:27]→登山口[13:13]
ここ2週間ほどカゼをひいてしまい、それほど悪くはならないがなかなか直らない状態が続き、山に出かける気力体力ともになかった。少し回復してきたので、軽く歩け、眺めもいい榛名天狗山に出かけることにした。
登山口 えぐれた登山道 丸太の階段
この時期雪などが少なく最も条件が良いだろう南登山口から登ることにした。車で箕郷方面から登山口を目指すと林道途中に松の大きな倒木があり、迂回を余儀なくされたので登山口到着までに時間がかかった。しかし予想通り道路状況は良く、南向き斜面の林道なのでほとんど雪はなかった。登山口に車を停め、支度をして出発した。登山道は一昨年登ったときより雨などでえぐれて荒れていた。沢に沿った登山道を登り、やがて丸太の階段が登場すると斜面が急になる。この途中にお籠屋休憩所と書かれた看板と丸太の椅子が置かれていた。
お籠屋休憩所 大岩の基部の石祠 南ルートの急斜面
ここからさらに登ると丸太の階段は消え、登りの道はジグザグとなり、傾斜は更に急になる。やがて正面に大きな岩が現れ、基部には石の祠が祀られている。ここから南ルートは右に進み、トラロープが付けられたさらに急な斜面を登る。南向きの斜面だが寒いせいか霜が降りてそれが表面だけ解けてかなり滑りやすい。ロープを利用しながらどうにか登り上げると雪の残る稜線に出る。ここからわずかで、金鑚神社などいくつかの神社の石碑が立てられた小ピークに出る。このピークからの眺めは素晴しく、目の前には天狗山が見え、その脇には雪を被った浅間山も大きく見える。ここから天狗山の岩場を見上げると突端の岩の上に人影も見えた。このピークから一旦下り東側の岩場を天狗山に向けてわずかに登る。この岩場は雪がかなり残っていて、それが凍りとても滑りやすいので、ここも取り付けられたロープを使い慎重に登った。
稜線 小ピーク 浅間山
天狗山のピークには帰りによる事にして、一旦下り西峰に向かった。この下りも雪が凍結したところがあり滑りやすかった。更に西峰への登りには雪がたくさん残っていた。西峰のピークはそれほど展望もなく寒かったのですぐに天狗山のピークに引き返した。天狗山鳥居前の岩場で浅間山や関東平野の展望を楽しみ休憩した。ネットの記録などを見ると本当に天気の良い日には東京の高層ビル群も見えるとある。しかし、いままで数回このピークに来たが、いつも浅間山は綺麗に見えるのだが、関東平野の方向は遠くに霞がかかっていて筑波山も高層ビル群も見えたことがない。今回もまただめだったので、いつか冬晴れの日に再びチャレンジしてみたいと思う。帰りは来た道を戻ったが、滑りやすくロープを多用したので、登山口に着くと両手の付け根の筋肉が少し痛かった。
天狗山手前の岩場 天狗山西峰 榛名天狗山
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