高倉山、駒見山 高倉山
群馬県桐生市、みどり市 高倉山(583m)、駒見山(614m)、赤地山(685m)
【登山日】 2009年 1月 5日
【登山コース】
登山口[8:03]→高倉山[8:46]→駒見山[8:52]→赤地山[9:31]→駒見山[10:01]→駒見峠[10:12]→小平鍾乳洞公園[10:42]→登山口[10:54]
『群馬300山』の渡良瀬方面でまだ未踏の駒見山、小夜戸山に登ろうとネット上で情報を検索すると、いつも桐生方面の山を登るときに参考にさせてもらっている楚巒山楽会さんの「やまの町 桐生」に山名に関しておもしろい話題があった。(詳しくは「やまの町 桐生」の駒見山とコラム「検証 小夜戸山はなぜ小夜戸山になってしまったか」をご覧ください。)これらの興味から登る前からいろいろな関心のもてる山歩きとなった。また、今回のコースの選定に関しては 相互リンクを張らせていただいている「オッサンの山旅」の「十二山」、「高倉山」などの記録を参考にさせていただいた。
登山口 植林地の急斜面 高倉山山頂
世間は5日から仕事始めということだったので混雑を避けるため少し早く家を出た。まずは小平鍾乳洞を目指し大間々町小平のふれあいの館に向かった。ふれあいの館でトイレを借り、地図で取り付き地点として予定している上田バス停から梅田小平林道に入った鉄の橋への道を確認した。ところが現地に行ってみると同じような鉄の橋が2カ所にあってどちらが良いのか迷ってしまった。『群馬300山』の人家と廃屋の記述から上田バス停よりの橋を選択し、近くの路肩に車を停め出発した。(帰ってから見落としていた「やまの町 桐生」の駒見峠の記録からも正解だったようだ。)入口付近には近隣の人家のための簡易取水施設があった。高倉山へは明確な道もないが、どこでも歩ける杉の植林地の急斜面を歩きやすそうな場所を選んで上に登る。斜面の傾斜がゆるんだところで尾根に乗った。この尾根をしばらく登ると木に囲まれた三角点ピークの高倉山に到着する。眺望もないのですぐに隣の駒見山を目指す。
駒見山山頂 山頂標識 稜線から見た赤城山
駒見山へは高倉山から一旦下り、もう一度登り返す。道は踏み跡が明瞭でわかりやすい。するとすぐに南に開けた駒見山のピークに到着する。今まで林の中を歩いてきたので日差しがあり暖かい。ピークには山頂標識が2つと例の標高600mと書かれた杭が立てかけてあった。予定ではここから駒見峠へ向かい下山するつもりだったが、先の稜線からの眺めが良さそうなのと赤地山への登りは南向き斜面で気持ちが良さそうなので予定変更してそちらまで行ってみることにした。駒見山から少し下りかけた稜線からは、赤城山、袈裟丸山などが白くきれいに見えた。一旦下った鞍部から赤地山へはかなりの急斜面をしばらく登る。こちらから駒見山方面の眺めを期待したが、残念ながら樹木に阻まれ得られなかった。
袈裟丸山 赤地山への登り斜面 赤地山山頂
赤地山からはすぐ隣の峰に石祠が3基あるとのことなのでそちらを往復した。帰りは一旦駒見山まで戻り、今度は高倉山方面ではなく駒見峠方向に下った。駒見峠までは尾根に沿って進む。駒見峠手前で左側の方向から木を伐採するチェーンソウのような音が聞こえ、どうも林業関係者が作業しているようだった。駒見峠に着くと左には踏み固められたはっきりとした作業道があり、この道を使い今作業をしているようだった。駒見峠からは右に下り、小平を目指した。道ははっきりとしたもので、古い山道らしかった。途中山道に右に登る道が分岐しており、木の杭には『駒見山登山口』と消えかかった文字があった。この道は最後は人家の裏の墓に出た。ここを抜け舗装された道を下ると『小平ポンプ場』の脇を通り、小平鍾乳洞公園ふれあい館に着いた。後は車道を戻り駐車地に着いた。
赤地山の隣接峰の3基の石祠 駒見山 駒見峠
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