大峰山、吾妻耶山 吾妻耶山
群馬県 みなかみ町 大峰山(1,254m)、吾妻耶山(1,341m)
【登山日】 2008年12月13日
【登山コース】
大峰沼キャンプ場駐車場[9:51]→大峰沼[10:15]→大沼越[10:27]→大峰山[11:08]→赤谷越峠[11:38]→仏岩合流[11:55]→[12:01]吾妻耶山[12:33]→大峰沼[13:14]→古沼[13:32]→駐車場[13:45]
以前にそれぞれ単独で、大峰山と吾妻耶山の登ったがつなげて登っていなかった。特に吾妻耶山には、仏岩峠から登ったので、大峰山から赤谷越峠を通るコースは未踏である。そこで展望を期待して歩いてみることにした。
登山口 凍結した大峰沼 大沼越 熊にかじられた指導標
家をゆっくりとでたが天気は雨は降らないもののいまいちでで寒そうである。この間の味城山のときと同じに上毛高原駅の前を過ぎて、大峰沼キャンプ場まで進む。こんな山道なのになぜかかなりの大型トラックが通過していく。この先に何かあるのか、それとも旧水上町と旧月夜野町を結ぶ近道としてなのだろうか。道はほとんど舗装道だが、キャンプ場の駐車場手前数百メートルは未舗装である。しかし、普通車でも問題なく進める。まだ道には雪がないようで駐車場まで順調に到着した。支度をして出発した。道は枯葉が被い、木々の葉は落ちてすっかり冬模様である。この道は下がコンクリート舗装されていて、枯葉がその上に積もったので少し滑りやすい。体が暖まったあたりで大峰沼湖畔のキャンプ場に到着する。天気は曇りで日差しはないが、気温は思ったより高くここで一休みしてレイヤー調節をする。
長い〜階段 頂上手前の電波塔 大峰山山頂
大峰沼湖畔を左回りに進んでいく。沼は凍結していて石を投げても転がるほど堅い部分もある。しばらく進むと大峰山登山口の標識があり、ここから一気の登りとなる。急な斜面を登りあげると尾根に達する。ここが大沼越と呼ばれる湯宿方面に向かう峠である。以前に登ったときの仏岩方面の標識もそうだったが、この大沼越の標識もクマに囓られて壊れている。この付近はクマが多いようで、登山道の途中にもクマの糞らしいものが見られた。ここからは稜線歩きとなるが、天気のせいで眺望はあまり得られない。しばらく稜線歩きを楽しみ、山頂かと思われるピークから下り始め、鉄製の長い階段を一気に数十メートル下り、反対側で同じだけ再び登る。以前来たときに通ったはずだがこの階段のことはすっかり記憶から欠け落ちていた。この後電波塔をいくつか経て展望台を通り、登山道の途中のような山頂に到着する。大峰山はまさに電波塔の山である。ここから下ったところにも東電の電波塔があった。全部で4ヶ所の電波塔があるようだ。ここで一休みしたときに、この日唯一の青空がのぞいた。
赤谷越峠 仏岩からの合流 吾妻耶山山頂
大峰山から先はいよいよ未踏の領域である。大峰山から下ると正面にはノルンスキー場の斜面が見える。赤谷越峠まで下りきったところで今度は急な登りとなる。しばらくの登りで斜面登りはゆるみ、林の中を進む。ここら辺には以前降った雪が残っており、登山道が白い。左から仏岩からの道が合流すると正面には岩峰が現れる。ここからすぐに大きな石祠が3基奉られた吾妻耶山山頂に到着する。周りは雲が多く残念ながら展望は得られなかった。ここで昼食を取り、下りはやはり未踏のノルンスキー場の上部を歩いて大峰沼に向かった。ノルンスキー場は一部人工降雪で営業しているのか、スピーカーからラジオが流れていた。しかし私が歩いたスキー場上部は雪もなくリフトは動いていなかった。大峰沼まで戻り、氷の溶けた大峰沼で浮島を鑑賞し、水が涸れかけている古沼に寄り駐車場に戻った。
山頂から北側の眺め 大峰沼と浮島 古沼
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