破風山 破風山
群馬県高山村、みなかみ町 標高 1,063m
【登山日】 2008年11月26日
【登山コース】
登山口[15:08]→破風山[15:49]→1,088mピーク[16:18]→20号鉄塔[16:34]→林道ゲート[17:01]→登山口[17:21]
雨乞山に続いては、やはり上越国境の展望台と思われる破風山に移動した。沼田から月夜野方面に行き、新しい赤根峠を抜ける道を進んだ。峠のトンネルを抜けてすぐのポケットパークの反対側からの左の北山林道に入る。この入口を右に入ると金毘羅峠方面に向かう。林道は舗装された道で走りやすい。何箇所か緑の板に破風山の案内があった。そして、林道からの分岐にコーンが置かれ、『破風山 山頂 →』の看板があったのでここに停めて出発した。しかしこれは間違いだった。舗装された道をしばらく進むと両側の藪はどんどん濃くなり、舗装が終った地点からは、ススキがかなりの密度であり、その上沢なので足元はぬかるんでいる。しばらくで踏み跡がなくなったので、舗装の切れた地点に戻り、右の杉植林地を歩きやすいところを選び上に向けて登った。右上に送電鉄塔が見えたので悪くしても鉄塔基部まで行けば巡視路に出るだろうということで進んだ。すると右側から上ってくる作業道に出た。ここをしばらく登ると破風山の反射板らしきものも見えてきた。これを目標に作業道を進み、20号送電鉄塔手前で、破風山山頂への案内板が現れた。ここから少し急な斜面を登るとすぐに反射板の置かれた破風山山頂に着いた。山頂は一面が雪であった。三角点ピークから反射板のある奥に進むと先は崖になっており、遮るものもなく上越国境方面の眺めは最高である。谷川方面の雲も途切れ、西日に照らされてとても綺麗である。ここでしばらく写真などを取って、それから二階山方面へ向かった。二階山へは破風山を少し下り、この岩場を巻いて稜線に行くという事だったが入口を見逃し、かなり下ったところから強引に入ったので稜線に出るまでに時間をくってしまった。稜線上は歩きやすい道で1088mピークまで進んだがここで16:30となった。前回の月夜野石尊山の事もあり、明るい内に林道に出ていたかったので二階山は今回諦め、稜線を破風山に戻った。稜線を先ほど展望した崖の下まで戻り右に巻くと破風山への登りの途中に出た。ここにはテープもリボンもあり見逃してしまった自分の目の節穴さに嫌気が差した。ここからは20号鉄塔まで行き、舗装された林道を下り戻る事にした。林道は西側にだいぶ迂回しておりかなりの距離を歩いた。西の浅間山の眺めが素晴しく、夕焼けとあいまってとても綺麗だった。東電管理道路の入口ゲートで17:00となり辺りはすっかり暗くなってしまった。後は暗闇の中、20分ほど北山林道を歩き駐車地に付いた。帰りのリスクはあるが夕日の山はとても綺麗であった。
登り始めた林道 林道の先はススキの藪 送電線下の作業道
日陰には雪も 破風山への登り口 山頂
山頂の反射板 仙ノ倉山 谷川岳
武尊山 二階山方面 林道から見た夕焼けの浅間山
TOP 記録 2008 群馬の300山
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