味城山 味城山と37号鉄塔
群馬県みなかみ町 標高 757m
【登山日】 2008年11月18日
【登山コース】
寿命院[13:27]→37号鉄塔[13:52]→[14:20]味城山[14:32]→37号鉄塔[14:52]→嶽林寺[15:10]→寿命院[15:17]
ここのところ続いた休日出勤の代休を午後に取ることができたので、あまり時間のかからない味城山に出かけることにした。まずは上毛高原駅を目指し、上毛高原駅の西側にある寿命院まではロスなく着いた。
寿命院 37号鉄塔からの眺め 杉林の境界の急な登り
しかし、地形図を持ち、『群馬300山』やあおちゅうさんの記録などを見て出かけたが、現地ではどうも良くわからず、スタートするまでに時間を食ってしまった。車が2WDで車高も低いため、轍の深いところやぬかるんだ悪路に入り込むと大変なので、山道にはあまり踏み込めない。寿命院、嶽林寺周辺をぐるぐる回り、結局、寿命院の入口の門柱前の路肩に停めて、地形図の実線の道らしいものを行く事にした。寿命院の門柱前を右折し、直進するとほたるの里の方に行ってしまうので山側に向かって人家を左折した。道はバラスが敷かれたばかりで、まだ軟らかい。道は登りになり、木々の切れ間から右方向に嶽林寺とほたるの里の小川が見える。更に進むとこの道は地形図の実線の道とは違うようで、ほたるの里の上部にある配水池に行ってしまう。(帰りに確認した。)どうも地形図の道が見つからない。(下りにも登りにもそれらしい道には出会わなかった。)そこで地形図の送電線を目安に登る事にした。地形図には味城山の東側に平行して2本の送電線がある。そのうちの味城山に近い送電線の鉄塔がほたるの里の南西にある。まずはそこに登ることにする。道をしばらく進んだところに今は荒れて藪になっている作業道があったので、これを利用して登る事にした。草の種や棘のある木に悩まされながら登るとすぐにほたるの里から来ている送電巡視路に飛び出した。最初から送電巡視路を探せばよかったのに変なところに入って全くバカである。そこから先は刈り払いがされ、階段もつけられ楽に37号鉄塔まで登れた。
尾根の岩の塊 三角点山頂の標識 枯葉の敷き詰められた山頂
送電巡視路は、このまま南に向かって寿命院の上の方まで延びているが、味城山に登るためには巡視路に垂直に、ここから山頂に向かって斜面を直登するのが良さそうである。まずは雑木林の中を進み、杉の植林に入る。ここは斜面の傾斜が急で、立木に捕まりながら登る。しばらく登ると松の木が増えてきて、再び雑木林となり、急な登り斜面が終ると尾根の上に出る。尾根に沿って登っていくと大きな岩の塊にぶつかり、この上を通って進むとしばらくの登りで奥に長い平らな山頂に着く。山頂の木々の間からは大峰山から吾妻耶山の山並みが見える。ちょうど枯葉の季節で山頂部はもみじをはじめとする色とりどりの枯葉が敷き詰められていてなかなか綺麗である。山頂には三角点と『史蹟 小川可遊斉防御の地 見城の柵跡 上組史蹟保存会』という看板が設置されていた。しばらくあたりの紅葉を楽しみ、標高としてはここより高い奥に行ってみた。最も高い場所には何もなかったが、そこを西に下った場所には石の祠2基と木に大きな字の山名板がついていた。どっちが本当の山頂なのだろうかなどと考えた。今日はもうひとつ登ろうと思っているので、すぐに下山する事にした。下りはほぼ来た道を辿った。送電鉄塔に出て、送電巡視路を進むとほたるの里の最上部の公園に出た。後は来たときの道などを確認しながら嶽林寺を経て駐車場所に戻った。家に帰って、あおちゅうさんの記録をもう一度確認してみるとどうやらほぼ同じようなルートを辿ったようであった。
石の祠のある場所の山頂標識 ほたるの里の送電巡視路入口 嶽林寺と結婚の森
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