雨見山 雨見山の紅葉
群馬県みなかみ町 標高 1,347m
【登山日】 2008年11月 6日
【登山コース】
林道ゲート[11:09]→林道最高点[11:34]→南西峰[12:10]→[12:49]雨見山[13:01]→林道ゲート[13:57]
今日の目的は山歩きの後に遊神館のお風呂に入るということがあるので、高畠山に続いて遊神館近くの雨見山に登ることにする。
林道ゲート リンドウ 林道最高点付近
まずはカーナビを遊神館にセットしてそれに従って進む。道は遊神館のところで中之条方面と川手山森林公園方面に分岐する。川手山森林公園への道はすぐに未舗装の細い道になる。対向車が来ればどんなものでもすれ違いができない細さである。実際に正面から工事用の大型トラックが来て、道の分岐までバックしてすれ違った。川手山森林公園の入り口からは舗装されてはいるが、段差の大きな場所もあってゆっくりと進む。森林公園は今は閉鎖中なのか、手前には車止めが置かれていた。雨見山の登山口は更に奥なので、舗装がなくなった雨見山林道を進んでいく。すると『群馬300山』の記録でもあおちゅさんの記録でも開いていた林道ゲートが閉じていた。仕方がないのでゲート脇の空き地に車を停めここから歩き出すことにした。
笹原の道 笹原の登り 正面は南西峰
林道歩きはアンラッキーと思いながら歩き始めたが、この辺りは今が紅葉のピークのようで、これらを楽しみながらの林道歩きは少しも気にならなかった。やがて林道最高点と思われるところに出ると脇の木にテープのマーキングがされていた。これに従って林道から尾根に取り付いた。しばらく林の中を登ると防火帯のように幅が広く、木が刈り払われた笹原に出た。この笹原は真っ直ぐに雨見山方向に伸びている。笹の丈は膝から腰ぐらいでさほど歩きにくくもない。両脇の落葉松も黄色く黄葉し笹原の緑とのコントラストで実にきれいである。今日は気温も高く暖かい。この笹原の途中には1本だけ赤く紅葉した木が立っており目を引く。この笹原を登っていくとやがて正面に南西峰が現れる。『群馬300山』の記録も地図以外あまり詳しく見ていなかったので、この南西峰を雨見山だと感違いして、真っ直ぐ進み南西峰の尾根を登りあげた。ピークと思われるところで三角点を探すが見つからなかった。ここで初めて地形図を見て、ここではなく東に見えるピークが雨見山だとわかった。この尾根上にもテープのマーキングはされており大須山方向に向かっていた。南西峰から鞍部まで下り登り上げるとそこが雨見山の頂上で三角点と名刺サイズの山頂標識が木に付けられていた。ここで昼食休憩を取った。
カラマツの黄葉 山頂標識 山頂と三角点
帰りは鞍部まで戻り、南西峰を左に巻いて、笹原に戻った。下りの笹原からは、子持山、小野子三山、榛名山などが『群馬300山』の記述のように方向を変えるたびに現れていた。林道に戻り、ゲートを目指して降りていくと、途中から真っ黒なカモシカが突然林道に飛び出してきた。カモシカはいつものようにこちらを見据えてしばらく林道に立ち止まっていた。ゲートに到着して、時間的にはもう一つぐらい登れそうであったが、疲れたことと温泉に入りたいということで、本日のピークハントは終了して遊神館でゆっくりと温泉につかり帰途についた。天気に恵まれて実に気持ちのいい山歩きだった。
下りの笹原から見えた十二ヶ岳方面 林道に現れたカモシカ 大道峠への登りから見た雨見山
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