鍋割山、荒山、前浅間山 前浅間山頂上
群馬県富士見村、前橋市
鍋割山(1,332m)、荒山(1,572m)、前浅間山(1,486m)
【登山日】 2008年 9月23日
【登山コース】
登山口[8:40]→鍋割山[9:41]→荒山高原[10:02]→荒山[10:58]→前浅間山[11:25]→軽井沢峠[11:35]→荒山高原[12:10]→鍋割山[12:50]→登山口[13:40]
折角の晴れの休日なのだが、ちょっと疲労がたまっていて遠出をする元気がない。しかし、こんな天気を無駄にしたくもないということで、こんなときは手近なところに出かけようと赤城山に出かけた。久しぶりの赤城山だから、箕輪の駐車場から鍋割山往復だけでは物足りない。そこで鍋割山を赤城青年の家方面から登り、荒山まで行こうと考えた。そのうち最近友人に聞いた未踏のピーク前浅間山へも言ってみようと計画は広がった。そこでネットの『やまの町 桐生』に前浅間山の記録が詳しくあったので、これを参考にして出かけた。
鍋割山 榛名山、浅間山 赤城青年の家の脇を抜けて、ゴルフ場の間を通り登山口に着いた。もうすでに数台の車が停まっている。早速支度をして登り始めるとデジカメを忘れてしまった事に気がついた。いまさら取りに帰るのも面倒なので携帯電話のカメラを使う事にした。このコースはまずは岩ばった道を急登し、鍋割高原と呼ばれる平坦部を経てもう一度岩の多い急斜面を登る。そこからは木道を真直ぐに登ると鍋割山頂上に出る。箕輪のコースに比べるとキツイが途中からの眺めも良く好きなコースのひとつである。今日も天気がここまでは良く、途中からは榛名山系とその後ろに浅間山も見える。その右方向には四阿山や草津白根山も見える。頂上からは八ヶ岳や薄っすらと富士山も見える。素晴しい眺望を楽しみながら水分補給して一休みした。頂上からは鍋割山の稜線を進み、荒山高原に下りる。荒山高原にはすでに多くの登山者が休んでいた。季節に関係なく鍋割山は人気の山である。ここからすぐに荒山方面に向かって登り始める。鍋割山に比べて荒山は少し不人気なのか登山者も少なくなる。鍋割山の姿を振り返りながら登りなれた道を荒山まで登った。
鍋割山頂上 鍋割山稜線 荒山頂上
荒山頂上で一休みして、いよいよ未踏の前浅間山に向かうのだが、登山道がなかなか見つからなかった。友人の話では今登ってきた南西尾根をそのまま直進するような方向にあるらしい。地形図を見るが周りの木や草が茂っていて見通しが悪く、尾根がはっきりしない。10分ほど探してやっと踏み跡を見つけた。地蔵岳を望む東側の案内板の先から急激に下った踏み跡がはっきりとあった。かなり急な滑る斜面なので、わきの木に捕まりながら降りた。途中にはとげのたくさんある木があり、思わず捕まってしまいちょっと痛い思いもした。道はすぐに平坦になり、尾根らしいところを進む。一部ふみ跡の薄いところもあるが稜線に沿って進めば間違いないようであった。やがて小高い岡のような所に上がるとそこが前浅間山の頂上だった。山頂標識と立派な道標も設置されていた。私は荒山から下ったのでそうでもなかったが、『やまの町 桐生』の記述にある通り、前浅間山から荒山に登るのは急で滑りやすく大変なようだ。前浅間山の頂上は見晴らしは良くはないが、未踏のピークをピークハントできたことで私としては満足である。ここからは南側に向かって踏み跡を辿ると笹原の急な斜面となる。そこを下りきると、軽井沢峠の道標から数メートル荒山よりに進んだ辺りの登山道に合流する。こちら側から前浅間山に登るほうが楽なようである。ここからは歩きなれた道を荒山高原、鍋割山、登山口と戻り帰途に着いた。家で携帯で取った画像を整理して気がついたのだが、私の携帯には1GBの内蔵メモリーがあり、写真の画質もデジカメで取ったものと変わらなかった。(もちろんサイズも1枚、1MB弱あった)ズームや接写が出来ない事を除けば随分と携帯電話のおまけだったカメラも進化していたようだ。しかし、携帯から画像を取り出すのにはいろいろと苦労をした。
前浅間山道標 軽井沢峠付近 合流点 荒山高原
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