大岩山 大岩山
群馬県中之条町 標高 1,144m
【登山日】 2008年 3月29日
【登山コース】
大岩不動尊入口[12:52]→大岩不動尊[13:12]→笹原[13:55]→1140m圏の頭[14:41]→大岩山[14:55]→大岩不動尊[15:36]→大岩不動尊入口[15:54]
高野山から下山して車中で昼食を取りながら、このまま帰ろうかとも考えたのだがまだ時間も早くもったいないので、沢渡温泉近辺の山を『群馬300山』から物色して大岩山に行くことに決めて移動した。大岩不動尊の入口を捜すのに少し手間取ってしまったが無事入口に到着した。
大岩不動尊 三叉の杉 道は細く奥まで続いているようだが、車では不安だったので、鳥居の奥のスペースに駐車して歩き始めた。道は枯葉に覆われて湿っていた。歩き始めてすぐに、右上にこれから登る大岩が見える。杉の植林地を通り、沢に沿って進むと小さな滝もある。広場のような所に出て、車はここまでで通行止めとなる。不動尊に進む道には車両通行止めのロープが張ってある。さらに進むと、右は落雷で二又になった「三叉の杉」、左は「大岩不動尊」の社となる。とりあえず不動尊にお参りする。さていよいよ斜面に取り付くことになる。『群馬300山』の記述の通り、沢にはネットが被り、有刺鉄線がある。この沢の左岸を登ってから右岸へ渡り取り付くのだが、上まで登りすぎたせいで、右岸も正面も岩壁で登れる場所がない。下りに確認したところでは、取り付く場所は、『群馬300山』の記述や概念図よりは、不動尊の社の後ろの岩を右に巻いて登るとすぐにマーキングがあり、左に登っていくと考えた方が分かりやすい。しかし、私は困って正面の岩壁を右に巻いて進んで、岩の傾斜が少し緩くなって、木も生えているかなり危ない斜面を強引に上に登った。最初は細い枝の間を潜りながら進むが、すぐに笹原の斜面となった。さらに進むと笹原の尾根の上に出たので、どうにか『群馬300山』のコースに復帰したようであった。
山頂標識 大岩山 たださらに進んでも林道と出会うことはなく、少し不安になった。しかし、進む方向は間違っていないようだったので進んだ。やがてここが一番高いピークではないかというところに達した。マーキングも少しありそれらしかったが何も山頂標識はなかった。さらに細い尾根を通り、崖の端に出た。どうやらここが1140m圏の頭らしかった。来た道を戻り、右の小山のようなピークを確認するとここが大岩山のピークで、山頂標識が2種類あった。北側に古界名山の岩峰が木々の間から見える程度で実に地味な山頂であった。帰りは笹の斜面をひたすら下り、末端に達するとハッキリした道がついていた。後はマーキングに従って進むと大岩不動尊の裏に出た。後は林道を歩いて駐車地まで帰った。この山は山頂は地味だが、途中の笹原は気持ちがいいし、1140m圏の頭付近からの眺めも良く、道を誤らなければ歩きやすい山だったと思う。
TOP 記録 2008 群馬の300山
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