大平戸山 大平戸山標識
群馬県上野村 標高 965m
【登山日】 2008年 2月28日
【登山コース】
野栗神社[8:37]→野栗峠[9:40]→大平戸山[10:14]→林道[10:31]→野栗神社[11:04]
平日に休暇を取れることは1週間ほど前から決まっていたのだが、何をしようか決まっていなかった。折角だから山に行こうと前夜に考えて、『群馬300山』から大平戸山にしようとだけ決めて朝出かけた。前回よりは起きた時間が遅かったので、国道18号の高崎と安中の境界あたりで車窓から妙義山が朝日に当たり綺麗に見えた。湯ノ沢トンネルを抜けると前回と違い路面には雪があった。タイヤはグリップするのだが下りは何となく怖いので慎重に走る。
野栗神社 天丸山方面 299号線を野栗沢に右折し、野栗の集落に入った。集落から野栗神社への入口が分からないのと適当な駐車場所が見つからないのでうろちょろしてしまった。適当な所を曲がり、車の幅程度の急な傾斜の林道を走ると突然路面は降った雪の表面が溶けた後に凍結して鏡面状態になった。スタッドレスでもさすがにグリップしない。慎重にバックで下がり、Uターンして降りた。すると林道の下に神社らしいものがあった。野栗神社手前に駐車して出発である。ちなみにどうに行けばいいかというと、道に屋根のかかった所を抜けるとすぐに『野栗の材化石』の看板があるのでそこを左折し、少し上がった左側に野栗神社がある。
野栗峠 大平戸山頂上 まずは、先ほどの鏡面状態だった林道を歩く。途中に『村道A野栗峠』という表示が猪よけの電柵にあり、林道ではなく山道を指していたのでそちらに従って進んだ。この道はたびたび林道を横切るので林道のショートカットのようだった。この村道を通ったせいか小祠の取り付きを見失ったし、野栗峠にも興味があったので、そちらに従って進んだ。599号鉄塔の手前で林道分岐に出る。帰りにも確認したが左に進むのが大平戸山への最短コースだが、野栗峠へは、右に行く指示があったのでそちらに進んだ。林道と村道を交互に進み峠らしい所に出たが野栗峠が分からなかった。すぐ上に233号鉄塔があったのでそこに登り位置関係を確認した。しかし、地形図を忘れ『群馬300山』しか持たなかったのが問題だった。この233号鉄塔の送電線は図中になく林道のどの辺りか確認できなかった。しかし、この尾根を行けばいいことは分かったのでそちらに進んだ。しばらく稜線を行くと野栗峠に出た。ここにはお地蔵さんがあった。
野栗の材化石 両神山 さらに稜線を進むと601号鉄塔にあたり、さらに進むと林道を横切り、215号への黄色い杭があり、送電巡視路らしき道があるがそちらではなく稜線を進む。そして、左右に伸びた稜線にぶつかり、左に進むとやがて大平戸山の頂上に着く。頂上には、KUMOのKが削れた大平戸山の標識と三角点があった。頂上からは両神山方面の眺めがいい。帰りは、西側に下り、林道に出た。林道を下るともう一つの林道と合流した。どうやら最初の林道は地図にないものかもしれない。この林道をさらに下ると213、214号鉄塔への黄色い杭もあった。登りの林道分岐の手前には『野栗の材化石』の案内板が岩脈の前にあった。後は登りの林道を下った。野栗神社の手前で地元の方と出会い、話しをした。その方に寄れば林道が奥までできて山菜採りが入り、困ったこともいろいろあると話されていた。また、ここで知ったのだが、峠付近の看板の『明家』は「みょうけ」と読むとのことだった。この山は、車で上まで行けば簡単だが、この野栗神社から歩くのが面白いと思う。
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