尾瀬(三条の滝) 三条の滝
群馬県片品村、福島県檜枝岐村
【登山日】 2007年 8月25日
【登山コース】
大清水[5:56]→三平峠[7:24]→沼尻休憩所[8:15]→見晴[9:27]→[10:38]三条の滝[11:00]→西田代[12:32]→御池[13:17]→バス→沼山峠[13:46]→長蔵小屋[14:29]→大清水[16:26]
ここのところ夏は、谷川や尾瀬に出かけることが多い。今回も出かけようと計画してみると燧裏林道、三条の滝方面は全くの未踏なので、かなりのロングウォークだが日帰りで十分可能だろうと出かけた。いつものように大清水を目指した。今回はもちろん大清水が一番いいのだが、そうでなくとも鳩待峠の喧噪はあまり好きになれないのでどうしても登山口は、大清水か富士見下になってしまう。
尾瀬沼と燧岳 大清水から一ノ瀬休憩所まではいつもちょうどいい朝の足慣らしとなる。ここまでで体調を確認できる。今日は天気もよく気持ちがいい。しばらくいくといよいよ登りとなり、整備された木道を進むと三平峠に出る。ここにはもう数人が休んでいた。峠を下ると尾瀬沼とそのむこうに燧岳が見えてくる。尾瀬沼休憩所から沼の周りを巻いて富士見峠分岐を通り沼尻休憩所まで進む。この間常に、尾瀬沼と燧岳の組み合わせを堪能し続けることができる。
キンコウカ 至仏山 沼尻休憩所で休憩をとり、ここからいよいよ未踏の道に入る。見晴を目指して白砂峠を越え段小屋坂を降りる。この付近にはたくさんの花があり、尾瀬らしい景色に心癒される。花の名前は結構覚えたつもりだったが、見慣れぬものもたくさんあり、カメラに納めて帰宅後の宿題とした。見晴に着くとたくさんの小屋があり、人も結構いた。ここで一休みしながら景色を楽しむ。ここからは至仏山も見える。見晴から温泉小屋までは尾瀬ヶ原らしい花々と景色に囲まれて進む。ここから三条の滝方面に進むと左に川の流れが見えてきて岩の間の木道を進む。やがて岩の上に展望台があり、平滑の滝と呼ばれるナメ滝をみることができる。さらに進み、分岐を200mほど降りると三条の滝の展望台に出る。
平滑の滝 三条の滝 三条の滝展望台からは正面に滝をみることができる。来る前に想像していたかわいい滝ではなく、水量も多く豪快なものであった。しばらく滝を堪能した後、昼食をとろうとしたが、尾瀬といえど夏のひなたは暑いので、少し戻った木陰で昼食休憩とした。
平ヶ岳 リンドウ 三条の滝から御池までは燧裏林道を歩く。最初は、ブナなどの巨木に囲まれた林の中を進む。途中には渋沢温泉への分岐もある。やがて林道は西田代、横田代などの湿原に出る。ここからは、平ヶ岳も見える。湿原を下ったところに御池がある。事前に調べたバスの時刻表では少し待たないとだめなはずだったが、バス停に行ってみるとすぐに出るとのこと、ラッキーだ。バスに20分ほど揺られるとすぐに沼山峠に到着する。沼山峠から尾瀬沼まではすぐである。40分ほどで着いてしまう。途中にはリンドウがたくさん咲いていた。後は来た道を帰るだけである。さすがにロングウォークで疲れも出てきて、一ノ瀬休憩所から大清水までは長く感じた。
TOP 記録 2007
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