角間山、鍋蓋山

角間山、鍋蓋山
群馬県嬬恋村　角間山(1,981m)、鍋蓋山(1,829m)
【登山日】 2007年 8月16日
【登山コース】登山口[7:27]→角間峠[8:25]→角間山[8:59]→鍋蓋山[9:41]→角間山[10:27]→角間峠[10:57]→登山口[11:24]
どこかの温泉にいきたいななどとネットサーフィンをしていると鹿沢温泉の紅葉館が古いが源泉かけ流しでいいというのを見つけた。では角間山あたりに登り、温泉にでも入ってくるかと出かけた。長野原、田代湖を通り、鹿沢温泉口を左折する。新鹿沢の温泉街を抜け、登山口付近の広い駐車スペースにとめた。
湯ノ丸、角間登山口の標柱の立った道を入る。ここはスキー場の跡地のような場所で、草が伸びているので靴が朝露で濡れてしまう。少し登るとやや平らな場所に出る。しばらく進むと東屋がある。後ろには湯ノ丸山の丸っこい姿もに見える。さらに先にも東屋があり、ここは牧場の中のようで牛などが出られないようにする柵やゲートがあった。角間峠に到着するとここにも休憩所の東屋があった。ここからは笹原の中の道をどんどん上がっていく。斜面にはヤナギランがたくさん咲いている場所もあった。一旦傾斜がゆるみその先にぽこんとした山があり、そこを登ると角間山の頂上に着く。この山に以前来たのは雪のたっぷりあるときなので全くイメージが違う。ここは遮るもののない大展望で、湯ノ丸山、烏帽子岳、浅間山、四阿山そして遠く富士山や北アルプスまで見える。また、これから登る鍋蓋山も見える。
角間山からは登ってきたのとは反対側から一旦下る。下りきったところにまた、東屋がある。ここからは鍋蓋山は三角の形が正面にぽっこりと見える。これを目指して刈り払われた笹の道をまっすぐ行き、分岐から最後に少し登りあげると頂上に着く。ここは鹿沢ハイランドスキー場が反対斜面にあるので、この頂上もスキー場につながっているのかと思ったがそうではなかった。ここからは下に田代湖が見える。帰りは、来た道を忠実に角間山、角間峠、登山口と戻り下山した。そして今回の目的である。紅葉館の風呂に入った。中は古くて明治時代の湯治場を思わせるようなもので、浴室自体もそう広くはなかったが、趣があり温泉も気持ちよく最高だった。